ゲーム会社への就職

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ゲーム会社の採用面接で言ってはいけない3つのNGワード

私はゲーム開発会社の採用担当をしていました。何十人、いや、何百人という方と面接の席で話をしました。 その採用面接で、 このセリフを言う人は採用しない こういう考え方の人は見送りにする という一種の基準を持っています。 もちろん採用においては経歴やスキル、そして何よりも人柄を見て総合的に判断します。ただ、これから書くNGワードを採用面接で言う人は、採用しようという気持ちが大きく後退することは間違いありません。 違う言い方をすれば、この言葉を面接で言って欲しくない、と思います。作品や経歴が良くても、NGワードが口から出てくると、採用しよう!、という気持ちがどうしても減退してしまいます。 今回は採用…
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学生のポートフォリオを見た、ゲーム業界の人の意見を職種別にまとめてみた

先日、あるゲーム業界の交流会に参加しました。学生も参加OKの交流会だったので、何名かの学生が、自分のポートフォリオを持ってきていました。就職のために自分の作品を業界の人に見せて回っていたのです。 まずはその勇気に拍手を贈りたいと思います。自分の作品を他の人に見てもらうのは、すごく勇気がいることです。 就職を希望する業界の交流会に参加し、かつ、自分の作品を見せて意見を聞く、という行動力が素晴らしいですね。私が学生の頃には、そんなことは思いもよりませんでした。 彼は自分のポートフォリオを、交流会に参加していた人に片っ端から見せていました。 ゲーム業界を志望している学生です。ポートフォリオ持ってきた…
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使えるソフトを重要視する会社としない会社のどちらを選択すべきか

以前に専門学校の生徒さんからいただいた質問を記事にしてみます。その質問とは、使えるソフトを重要視する会社としない会社のどちらを選択したほうがよいか、というものでした。 この質問を受けたときに、良い着眼点だな、と思いました。 というのも、 どのソフトウェアを学んだほうがよいか? Mayaと3dsMAXのどちらが就職に有利か? という質問は多くても、ソフトが使えることを重要視する会社としない会社の違いについての質問は今までなかったからです。 結論を先に書くと、使えるソフトウェアを重視しない会社を選択したほうがよいでしょう。 会社の本質を突いている質問 ソフトウェアが使えることを重要視する会社 現行…
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ゲーム会社のキャラクターデザイナーを目指すなら覚悟が必要

2D系のデザイナーの採用面接をしていると「キャラクターデザイナーになりたい」といわれる方が多くおられます。 その気持ちは分かります。私は落書き程度にしか絵を描かない人ですが、それでも一番描いていて楽しいのがキャラクターです。それも人の顔を描くのが楽しいですね。よく仕事の合間に、変なおじさんの顔を描いたりしていますw 閑話休題。 私もデザイナーの端くれなので、キャラクターデザイナーになりたい、という気持ちは分かります。 ただ、残念ながらキャラクターデザイナーとして採用される可能性は高くありません。 キャラクターデザイナーの需要が少ない 専門学校にはキャラクターデザイン科があるが・・・ キャラクタ…
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売り手市場は本当か。日本人候補者と外国人候補者のスキルの差に愕然

小さなゲーム開発会社で採用担当をしています。守秘義務があるので、いつものように詳細は曖昧にして記載することをご容赦いただければと思います。 二人のプランナー候補者を面談しました。一人は外国出身の方で、年齢は20代半ばでした。もう一人は日本の方で、年齢は30代前半でした。 結論を先に書くと外国出身の方を採用したのですが、それに関して思うことをつらつらと書いてみます。 驚くべきは語学力の差 プログラミングのスキルも どちらを採用するかは明白 まとめ ー 外国の方のスキルがすごい 驚くべきは語学力の差 まず驚くべきは語学力の差です。外国出身の方は4カ国語を話すことができました。 母国語 英語 中国語…
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派遣社員が飛んだ話と派遣社員を採用する経緯を説明

私は派遣社員からゲーム業界のキャリアをスタートしました。それもあって、ゲーム業界に入りたい人に派遣社員からの入社を薦めています。派遣社員はゲーム業界に入る最初の一歩として最適だと今でも考えています。 ゲーム業界に入る方法をゲーム会社の人間が解説します。 先日、会社である事件が起きました。入社2日目の派遣社員の方が姿を消したのです。昼休みを過ぎても昼食から帰ってこず、連絡先もわからなかったので、派遣元の会社に電話したところ、自信がないので退職したい、とのことでした。 今回はその事件と派遣社員が採用される経緯について書いてみます。 派遣社員の方が姿を消した経緯 派遣元の会社に連絡して驚きの事実が …
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新卒しか採用しない、と言い切ったゲーム開発会社の社長さんの考え方

先日、あるゲーム開発会社の社長と打ち合わせをしていました。その会社の社員数は一桁で、創業してまだ数年の会社です。 社長さん自身は15年以上の業界経験があるのですが、個人として活動し始めて7年、法人成りして3年とのことでした。 一人で事業を始められて、そこまで人数を増やされたのですが、すごい、と感じたのは、社長さんが「新卒しか採用しない」と言い切っていたことです。 考えた方として稀有というか、非常に珍しいと思います。 なぜ新卒しか採用しないのか? コストが低くて済む 業務にマッチしたスキルを伸ばすことができる 転職することが少ない まとめ ー 新卒しか採用しないのも一つの考え方 なぜ新卒しか採用…
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Googleが求人情報検索に参入。Google for Jobsが日本でも。

会社で人事や採用に携わっている方であれば、Googleが求人情報検索に乗り出していることはご存知かもしれません。その名称はGoogle for Jobsです。 海外では先行して公開されていたのですが、この度、ついに日本でもサービスが開始されました。 グーグル、求人情報の検索機能を日本でも提供開始 - CNET Japan これまでは求人検索はIndeedの独壇場でした。日本生まれの求人ボックスも健闘しているのですが、市場的にはIndeedが圧倒的といってもいいでしょう。 ところが「神」といっていいGoogleが参入することで、今後の求人検索市場がどうなるのかが気になります。 青いフレームがGo…
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学生がゲーム会社に就職するためにはインターンシップを利用しよう

ゲーム業界への就職で一番多い質問が、未経験者でもゲーム業界に就職できますか?、というものです。 そして答えるのが難しい質問でもあります。 というのも、現在ゲーム業界でバリバリ働いている人でも、めちゃくちゃ有名人でも、誰もが最初は必ず未経験者だからです。当たり前ですよね。 未経験者であってもゲーム会社に就職できます。 でも、未経験者だと就職が難しいのがゲーム業界です。 ・・・我ながら書いていて矛盾してるなー(^^; さて、今までこのブログでは書いていませんでしたが、未経験者でも学生の場合は、ゲーム会社に就職するための手段が一つあります。それはインターンシップ(以下、インターン)の利用です。 イン…
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プランナーの仕事の内容を解説。仕事の範囲は幅広い

プランナーの仕事の内容を解説します。私自身はデザイナーなのですが、ゲーム業界で長く働いていることもあり、プランナーの仕事は概ね把握しています。 プランナーの仕事内容を解説する理由は、プランナー志望者がプランナーの仕事内容をあまり把握していないと思ったことがきっかけです。ゲームの企画だけを考えるだけがプランナーの仕事ではありません。 今回はプランナーの仕事の中身について解説します。 ステージ作成や敵の配置 プロット作成 仕様書の作成 イベントの企画 スクリプトの作成 制作進行、進捗管理 ゲームの企画 まとめ ー 自分が何をやりたいのかを考える ステージ作成や敵の配置 レベルデザイン、という言葉が…
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