旅行に何を求めるかは人によってそれぞれですが、私が求めるものの一つが景色です。天橋立を訪問したあとに、少し足を伸ばして近畿の最北端にある経ヶ岬(きょうがみさき)に行ってきました。
天橋立は有名な観光地だけあって、何度か訪れたことがあったのですが、経ヶ岬は今回が初めてです。
経ヶ岬は関西では有名な「ロケみつ」という番組で、ブログ旅という企画のゴール地点にもなっていました。
経ヶ岬は景色が良いだけではなく、灯台のすぐ近くまで訪れることができます。日本全国に灯台はたくさんありますが、灯台のふもとまで入ることができるのは、珍しいのではないでしょうか。
- 経ヶ岬の駐車場
- 駐車場からの景色と遊歩道の解説
- 経ヶ岬灯台への道。遊歩道は整備されているが・・・
- 経ヶ岬灯台に到着
- 経ヶ岬灯台のふもとへ
- 経ヶ岬展望台からの眺めもお薦め
- まとめ ー 経ヶ岬からの景色は素晴らしい。雨に注意!
経ヶ岬の駐車場
経ヶ岬には専用の駐車場があります。料金は無料です。
国道178号線に案内の看板があるので、そこから経ヶ岬方面に車を走らせると、終点が駐車場になっています。国道178号線沿いにも駐車場はありますが、そこから歩くと20分以上かかるので、終点にある駐車場を利用したほうが良いでしょう。
駐車場はざっと30台くらいは止められそうな広さでした。奥に土産物屋さんもありましたが、訪問したときは閉まっていました。GW期間中に閉まっているということは閉店したと考えて良さそうです。
閉店したお店の反対側にはトイレもありました。灯台へ向かう遊歩道にはトイレはないので、ここを利用すると良いかと思います。
駐車場からの景色と遊歩道の解説
駐車場からの景色です。ここからでもなかなかの眺めなのですが、せっかくなので経ヶ岬灯台まで歩くことにします。
駐車場からだと経ヶ岬灯台はかなりの距離に見えます。写真の中央に見えている白い建物が経ヶ岬灯台です。
実際に歩いてみると、遊歩道が整備されていることもあり、それほど大変ではありませんでした。
経ヶ岬灯台への遊歩道は、トイレに向かって左側にあります。
遊歩道への入り口近くには案内板がありました。どうやら経ヶ岬周辺は袖志園地と名付けられているようです。
経ヶ岬をぐるっと一周できるように遊歩道が整備されているのですが、残念ながら倒木などで一部が通行止めになっています(2019年5月)。ただ経ヶ岬灯台や展望台への遊歩道は問題なく通行することができます。
経ヶ岬灯台への道。遊歩道は整備されているが・・・
遊歩道への入り口付近に竹で出来た杖が用意されていました。地元の小学生が制作されたもので自由に使うことができます。私達家族もありがたく利用させていただきました。
経ヶ岬灯台への遊歩道は整備されていて良い感じです。
と思ったら、途中はまったくの土の道もありました。
経ヶ岬を訪れた日は雨が降ったあとだったので、地面は少しぬかるんでいました。カップルの方も来られていたのですが、女性の方がヒールのある靴を履いていたので、少し歩きにくそうでした。
晴れの日はともかく、天候が悪いときはスニーカーなどの歩きやすい靴の方が良さそうです。
遊歩道の分岐点には案内板があります。ただ写真のように文字が消えかかっています。入り口にある遊歩道の地図を頭に入れておく良いでしょう。
経ヶ岬灯台に到着
遊歩道の道中から、駐車場方面に目をやると、かなり登ってきたことがわかります。遊歩道、というとのんびり歩けるというイメージがありますが、経ヶ岬の遊歩道は階段も多く、かなりのアップダウンがあるので注意が必要です。
それでも20分ほど歩くと経ヶ岬灯台に到着しました。奥に見えているのが灯台ですね。
灯台への入り口にあった案内板には海上保安庁の文字がありました。灯台だけに管理しているのは海上保安庁のようですね。
灯台の前にはちょっとした広場がありました。ロケみつで桜の稲垣早希がゴールインしたのはここだったかな?
ロケみつのブログ旅という企画が好きでよく観ていたのですが、経ヶ岬がゴールインだったのはブログ旅の初回だったので、さすがに記憶が曖昧です(^^;
経ヶ岬灯台に訪問する前は、入れるのは灯台前の広場だけだと思っていたのですが、広場の奥には灯台へと降りる階段がありました。
経ヶ岬灯台のふもとへ
経ヶ岬灯台からの海の眺めです。まさか灯台を背にして海を見ることができるとは思いませんでした。遮るものがないだけに一面の海を堪能することができます。
180度の海が見えるので、動画を撮影してみました。軽くするために256色に減色しましたが、それでも海の広さを実感していただけると思います。
ちなみに観光客は私達家族以外は3組くらいでした。遊歩道では途中で何組もすれ違ったのですが、GWでもこれくらいの人手なので混み合うことはないと思います。
灯台のふもとからの一枚です。この記事の冒頭の灯台もふもとから撮影したものです。さすがに灯台の中に入ることはできませんでしたが、イベントのときは中を見ることもできるようです。
第2回 経ケ岬灯台まつり | 「京丹後ナビ」京丹後市観光協会 公式サイト
今年は5月6日にイベントが開催され、灯台の中を見ることができたり、地元の物産品の販売などがあったようです。
経ヶ岬展望台からの眺めもお薦め
灯台をあとにして、経ヶ岬展望台へと向かいます。経ヶ岬展望台は灯台までの道中にあるので、先に寄っても帰りに寄ってもどちらでも良いでしょう。
道中にあった通行止めの箇所です。写真では分かりにくいのですが、進入禁止のロープが張ってあります。通行止めの箇所には立ち入らないようにしましょう。
展望台に到着・・・ではありません。この建物が何なのかは分からないのですが、展望台ではありません。開けた場所にこの歩哨所のような休憩所のような建物があったので、一瞬、ここが展望台かと思ったのですが、そうではありませんでした。経ヶ岬灯台を訪れる方はご注意くださいませ。
経ヶ岬展望台に到着しました。写真の左にあるのが展望台の休憩所です。
経ヶ岬展望台からの眺めです。展望台というだけあって、さすがに良い眺めですね。
経ヶ岬灯台からの眺めと違って、手前に森とかが視界に入るのですが、高さはこちらのほうが高いので、眺めとしてなかなか良いです。灯台からの眺めと甲乙つけがたいですね。
経ヶ岬展望台の休憩所で、景色を楽しみながらのランチとかも良さそうですね^^
まとめ ー 経ヶ岬からの景色は素晴らしい。雨に注意!
経ヶ岬は灯台からでも展望台からでも素晴らしい眺めでした。灯台前の広場だけではなく、灯台のふもとまで入れるので、一面の海を楽しむことができます。
遊歩道も通行止めの区間はあるものの、灯台や展望台までは行けるので問題はありません。
ただひとつ問題があるとすれば、足元です。
石段の箇所もあるのですが、写真のような土がむき出しの階段も多くあります。私達家族が訪問した日は、午前中に小雨が降っていたのですが、ところどころ水たまりがあってぬかるんだ箇所もありました。
小雨でもぬかるみがかなりあったので、雨の日や雨の降った後などはかなり足元が悪くなります。経ヶ岬は景色は絶景ですが、足元にだけはどうぞお気をつけてご訪問くださいませ。
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