間違いやすい日本語10選。「よろしくお願い致します」も間違い!?

関西の遊び場

仕事でメールを書くことが多く、いつも自分の日本語が間違っていないのかどうかか気になります。もちろんブログを書いていてもすごく気になります。個人の雑記ブログなので別にいいかなー、と思いつつも、せっかく文章を書く以上は、正しい日本語で書きたいですよね。

 

「よろしくお願い致します」

「間が持たない」

「求人募集」

 

この辺りは使っていて違和感がまったくありません。でも日本語としては、間違いだったりします。

 

いやー、今まで何回使ってきたことか(^^;

 

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今回は間違いやすい日本語をピックアップしてみました。参考にしていただければ幸いです。

 

 

以前にも間違いやすい日本語を記事にしていますので、合わせて読んでいただけると嬉しく思います。

 

いつもに増して人が多い

いつも以上に、という意味で書くなら「いつもにも増して」という書き方が正解です。私の場合は、ぱっと考えずに書くと、いつもに増して、と書いちゃうことが多いですね。それでIMに間違いを指摘されたりしますw

 

求人募集

ぱっと見たときに、何も間違えていないように思えてしまう怖い言葉でもあります。Webサイトの採用ページに、求人募集中、と書いてあっても、あまり違和感はないですよね。でも、この言葉も間違いだったりします。

 

求人とは、社員など人を募集することなので、求人募集だと「働く人を募集する人を募集」という意味になってしまいます。

 

人材募集、もしくは、求職者募集が正しい表記になります。

 

お名前を頂戴しても

受付などでいわれたことがある人も多いと思います。「お名前を頂戴してもよろしいですか」も誤用の一つです。

 

「頂戴する」は「もらう」もしくは「受け取る」の謙譲語です。 

 

お名前をもらってもよろしいですか

 

 

とはいわないですよね。正しくは「お名前をお伺いしてもよろしいですか」になります。

 

盛り下がる

「盛り上がる」という言葉はあるのですが、「盛り下がる」という言葉は実は存在しません。「盛り上がる」は、何かを盛ったように高くなる、もしくは、物事の勢いが高くなる、というそれだけで成立する動詞だからです。

 

「盛り上がる」の反対の使い方は「盛り上がらない」が正しいのです。

 

よろしくお願い致します

私はメールの末尾に何百回、何千回とこの言葉を使ってきました。でもこの使い方も間違いです。正しくは「よろしくお願いいたします」です。

 

「いたします」は漢字とひらがなで使い方が異なります。

 

漢字で「致します」と書くときは、届くようにする、もしくは、自分の行動により悪い結果を引き起こす、という動詞の意味で使われます。

  • 祖国に思いを致す
  • 私の不徳の致すところ

という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

 

相手に対して、お願いします、という意味で書くときは補助動詞になるので、お願いいたします、と書くのが正しい表記なのです。

 

頂く

「致します」「いたします」、と同じで、「頂く」「いただく」も漢字とひらがなで意味が変わる言葉です。

 

頂く、と書く場合は、食べ物を頂く、ものを頂く、というような「食べる」もしくは「もらう」という言葉の謙譲語です。それにたいして、ひらがなの「いただく」は補助動詞です。

 

お越し頂く、と書くと間違いになりますね。

 

なるほどですね

これは書き言葉というよりは、話しているときにうっかり使ってしまったことがありました。

 

です、という言葉は、だ、と言い換えることができます。「だ」の丁寧語が「です」になります。

 

「なるほどだ」とはいわないですよね。

「なるほど。そうなんですね」であれば大丈夫です。

 

いい演技だ。年季が違うね

これも言いそうな言葉ですが、年季が違うという使い方は間違いだそうです。正しくは「年季が入っている」です。

 

「年季」とは、元々は奉公人を雇うときの年単位で定められた期限のことです。なので、正しい使い方は「年季の入り方が違う」になります。

 

間が持たない

二人っきりになって会話がなく、気まずいことを間が持たないといったりしますが、これも間違いだったりします。日本語って難しいですね。

 

「持つ」の否定形が「持たない」です。「所有していない」という意味になります。間を所有していない、というのはおかしいですよね。

 

正しくは「間が持てない」です。

 

ただ「間が持たない」は、誤用が一般的になりつつある言葉でもあります。「穿った見方」は本来は「核心をつくような正しい見方」という意味ですが、「疑ってかかるような見方」の方が一般的になりつつあるのと同じですね。

 

お座りください

客席に案内しないタイプの飲食店に入ったときに、

 

どうぞ、お好きな席にお座りください

 

 

とにこやかに店員さんにいわれたことがあります。でも、残念ながらこれも間違いだったりします。正しくは「お好きな席にご着席ください」もしくは「お好きな席におかけください」ですね。

 

 

まとめ ー 正しい日本語を使ったほうが良いよね

間違いやすい日本語の第2弾でした。

こういう記事を書きつつも、自分のブログに間違った日本語はたくさんありそうな気がしています。

 

それ以上に誤字が多いので気をつけねば(^^;

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