店頭でゴブリンスレイヤーの2巻を手に取ったときに、帯に書かれている文章に驚かされました。
TVアニメ化、と書かれていたのですが、このマンガをアニメ化できるのでしょうか。いや、正確には、放送しても大丈夫なのか、ですね。
冒険者がゴブリンに惨殺されるシーンや過激な性描写があるので、アニメ化されるときはそのシーンはカットされるのだと思いますが・・・
まあ、アニメ化は絶対に不可能といわれた北斗の拳がアニメになった過去もあるので、大丈夫かな^^
表紙のキャラクターは2巻から登場するキャラクターですね。エルフのレンジャーという設定のようです。
ゴブリンスレイヤー2のあらすじ
「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれる戦士は、冒険者ギルドで銀等級の冒険者達と遭遇する。
冒険者達はゴブリンスレイヤーの評判を聞き、彼をメンバーに誘うべくやってきたのだ。仲間に誘われたゴブリンスレイヤーだったが、冒険の目的が魔神の復活の阻止だと聞くと即座に断った。
しかし、当面の目的がゴブリン退治だとわかると、ゴブリンスレイヤーはすぐに意見を翻して仕事を請けた。彼にとっては、世界の危機よりもゴブリン退治の方が重要なのだ。
一行と女神官を加えた5人のメンバーは、ゴブリンの拠点に到着する。見張りをレンジャーの弓で倒して侵入すると、そこには50人を越えるゴブリンが・・・
ダークファンタジーという言葉がハマる
50人を越えるゴブリンといっても、物語ではあっさりと退治してしまいます。怖さが伝わってくるのはその退治方法ですね。
魔法を組み合わせてゴブリンを眠らせてしまい、一匹ずつ退治していくのですが、その描写が秀逸です。いや秀逸というよりは陰鬱というべきでしょうか。
ちょっと想像して欲しいのですが、小動物を刀で一匹ずつ殺すこと、ってかなり嫌な行為だと思います。人型のモンスターが眠っているところを一匹ずつ刀で殺していく、というのはかなり陰鬱になる作業でしょう。
それをマンガの一シーンとして描いていることが、ゴブリンスレイヤーというマンガがダークファンタジーといわれる所以なのでしょうね。
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冒険者は今後も一緒に行動
1巻では主人公であるゴブリンスレイヤーの同僚は女神官だけでしたが、今回からは手練のメンバーが加わります。
- エルフのレンジャー
- ドワーフのシャーマン
- リザードマンの僧侶
ちょっとおもしろい職種の人種の組み合わせですね。
- エルフの魔法使い
- ドワーフの戦士
- リザードマンの戦士
くらいが定番だと思うのですが、リザードマンが「拙僧は・・・」と話すのはなかなかキャラクターが立っていて良いですね^^
まとめ ー ストーリーも見えてきたかな?
1巻ではゴブリンの怖さが強調されていて、ストーリーなどは見えてなかったのですが、2巻からはその片鱗が少し見えてきたような感じがあります。
主人公を誘った冒険者グループが口にしていたのが「魔神」という言葉ですし、ゴブリンを退治したあとに親玉として現れるオーガも「魔神将」に仕えていると発言しています。
ただ個人的には魔神を相手に世界を救う、というような王道パターンよりも、他のファンタジーにない展開を期待しています。ゴブリンの集団との頭脳戦などはおもしろいと思うのですが。
今後、どう展開していくのかは続巻を読むしかないようです^^
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