今回はAfterEffectsで星空を作成してみます。
本当は打ち上げ花火を作成しようかと思ったのですが、花火の背景の星空から作っちゃえ、ということでまずは星空を作成してみました。
もちろん同様のことはPhotoshopでもできるのですが、せっかくAfterEffectsで作成するので、星の瞬きくらいは動画にしてみようと思います。
AfterEffectsで夜空のグラデーションと雲を作成
まずはAfterEffectsで新規コンポジションを作成し、平面を設置します。動画のサイズは1280×720にしています。
平面にレイヤースタイルでグラデーションを作成しました。AfterEffectsでもPhotoshopと同じようにレイヤースタイルが使用できます。
フラクタルノイズを使用して雲を追加します。雲は主役ではないので、あくまでも存在がわかる程度の控えめにしておきます。
画像の下の部分は地表に近い部分になると考えて、マスクで雲を消しておきます。
フラクタルノイズの設定です。
フラクタルの種類はサブスケールを使用しましたが、他にも、
- 基本
- 岩肌
などが雲に向いているようです。
- 曇り空
もあるのですが、なぜかこれがあまり雲に見えなかったりします。曇り空なので、雲ではなく空をシミュレートしているのかもしれません。
Paticularで星を作成&瞬きも追加
次にメインになる星を作成します。
いつもお世話になる別売りのプラグインであるParticularで星を作成します。
Emitter(パーティクルの発生元)をBoxタイプにし、画面全体を覆うサイズに変更します。要は画面全体に粒子を発生させてやることで、星を作成します。
星の光を表現するために、StarGlowで少しだけ星のグローを強調します。
星の瞬きはどうやって作ろうかちょっと悩みました。最初はParticularの透過度を変化させいようかと考えたのですが、うまく行かなかったので(これは私の実力不足のせい(^^;。本当はParicularだけでも作成できるはず)、Paricularで作成した星の上に、フラクタルノイズを重ねることで瞬きを表現してみました。
ノイズで細かい星を追加&ムービーに
最後にメインの星以外の細かい星を追加します。
細かい星はノイズを使用して作成しました。
エフェクトパネルはこんな感じです。ノイズで光の強いところだけを取り出しているという感じですね。
最後にマスクで山を書いて完成です。
YouTubeにもアップしておきました。
まとめ ー 星空にリベンジ
今回は大急ぎで作成したので、それほどクオリティが高いとは言えない星空になっちゃいました。またどこかでリベンジしたいですね。
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