書評・読書

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まだ東京で消耗してるの? イケダヤハトさんのビジネスは成功しているのかが気になる

ブログを書いているなら一度は読んでみるべきかと思い、読んでみました。 著名ブロガーであるイケダハヤトさんの著書です。説明する必要もないくらい有名な方ですね。 まだ東京で消耗しているの? 概要 一言で説明すると、移住礼賛本、というところでしょうか。イケダハヤトさんご自身は東京から高知市内、そして本山町の限界集落へと二段階で移住されたようです。 第一部 東京はもう終わってる 第二部 田舎のほうが圧倒的に稼ぎやすい 第三部 限界集落に移住して、こんなに幸せになりました 第四部 「ないものだらけ」だからこそ地方はチャンス 第五部 移住で失敗しないための5つのステップと知っておくべき制度 5部仕立てにな…
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ご主人は山猫姫11 タイトルからは想像できない架空戦記小説

一言で説明すると、東アジアをモチーフにした架空戦記、ですね。 タイトルこそライトノベルっぽい感じですが、中身はラブコメ的な要素はそれほど多くはありません。それよりも戦場における描写を多く含んでおり、田中芳樹や栗本薫(グイン・サーガ路線ね)が好きな人なら楽しめる内容です。 ご主人様は山猫姫 (11) 南北雌雄決戦編 (電撃文庫) posted with ヨメレバ 鷹見一幸 アスキー・メディアワークス 2012-12-08 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net 物語の舞台の説明。中国とモンゴルがモチーフ 舞台は中世の中国をモチーフとした延喜(えんぎ)帝国の北部の町、侘瑠徒(タルト)に…
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異世界食堂3 洋食の「ねこや」に訪れる異世界の住人たち

異世界とグルメの組み合わせはこの本が最初じゃないかなーと思っています。私の憶測なので、間違っているかもしれませんが。 普段は普通の洋食屋。土曜日だけ異世界からの住人が訪れる 普段は商店街の一角にある普通の洋食屋である「ねこや」 だが、この店には少しだけ変わったところがある。 一週間に一度、土曜日にだけ扉が異世界と繋がり、そこから様々な客が訪れるのだ。王族、貴族、歴戦の戦士、魔法使い、エルフ、リザードマン、ノーム・・・7日に一度だけ繋がる扉を使って、彼らははるばる「ねこや」の洋食を食べにやってくる。 「ねこや」が提供するのは、ごく普通のありふれた洋食。ビーフシチュー、オムライス、メンチカツ、エビ…
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問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい 山田真哉 分かりやすい会計の解説書

好きなガンダムはガンダムマーク2なたろすけです。 それもティターンズカラーがいいかな。 今日は少しショッキングな出来事がありました。 先日、買ったまま放置しているガンプラを処分しようと、ヤフオクをやっている嫁さんに出品を依頼しました。 依頼したのはこちら。 グフ - Wikipedia その後、売れたかどうか気になったので、聞いてみたら「ああ、あのザクはまだ売れてないよー」との返答が。 嫁よ、ガンダマーはそこは絶対に間違えたらいけない箇所だから。 いや、まあ、嫁さんはガンダマーでも何でもないのですが・・・ 講義形式がおもしろい 「問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい」は「…
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書籍レビュー なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードアップのヒントがたくさん詰まっている良書

まず驚かされるのが著者が紹介するビル・ゲイツのエピソードです。 OSの開発には莫大な費用がかかります。その開発を継続するかどうかを3分で決断したそうです。 シカゴとカイロという2つのプロジェクト Windowsに詳しい人はご存知だと思いますが、Windows95の開発コードネームはシカゴ(Chicago)です。そしてマイクロソフトの内部では、同時期にシカゴだけではなく、カイロ(Cairo)というOSの開発も進められていました。 シカゴとカイロ、どちらかがWindows95として世に送り出されます。 開発が大詰めになったとき、最終決定のためのプレゼンが開かれます。 プレゼンの結果・・・ビル・ゲイ…
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書籍レビュー 神様の御用人2 人間味あふれる神様たち

(メディアワークス文庫 (C)株式会社アスキー・メディアワークス (C)浅葉なつ) 2017年8月4日現在、最新刊は7巻のようですが、私が読んでいるのは2巻です。流行に関係なく興味のある本、気になった本を読んでいるので、しょっちゅう時代遅れの本を読んでいたりします。 ブログへのアクセスを考えると、そのときのトレンドの本を読んで紹介したほうがいいのでしょうが、読書は自分の好きなペースで進めたいので、時代遅れでもいいんじゃないかなー、と一人で納得しています。 神様の御用人 何の取り柄もない普通の24歳の良彦という青年が主人公です。良彦は野球でヒザを痛めたことが原因で、野球への夢をあきらめ、現在はフ…
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書評 書くことが思いつかない人のための文章教室

ブログに何を書くか、迷われる方は多いのではないでしょうか。 私もいつも迷っています。有名人であれば単に日記を書いてもアクセスは上がるのでしょうが、40代の普通のサラリーマンが書いている以上、何かしら有益な情報発信をしないと、多くのブログの中に埋もれていってしまうことは目に見えています。 スマホのメモ帳にブログネタを書き込む 文章力を上げるために読んだ本 感動したことを書く 「思う」「考える」「感じる」を使わない 他のも句読点などの文法も スマホのメモ帳にブログネタを書き込む そこで、ネタ帳というほどではないですが、ブログに書きたいことをスマホのメモ機能を利用してメモるようにしています。思いつい…
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書評 99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ

発売されたのは2012年ですが、かなり売れているようで、帯に100万部突破と書かれていました。 出版不況で、3万部でもベストセラーといわれるこのご時世ですから、かなり売れているビジネス書ということになります。 読みやすく分かりやすい 第一印象は、読みやすく分かりやすい、という感じでしょうか。一つの項目が2ページで完結するように書かれており、通勤時間などの短い時間でもさくっと読み進めることができます。 章は8つに分かれていて、一つの章にだいたい6-8くらいの小項目があります。 内容は、社会人なら当たり前だよな、と思うものから、あらたな気づきを得られるもの、心の奥深くに響くものまで様々です。 少し…
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本棚を見れば、その人がどういう人かわかる

「本棚を見れば、その人がどういう人かわかる」という言葉を聞いたことがあります。 誰の言葉だったのかは忘れてしまいましたが・・・ ※追記ググってみたら、アメリカの古い格言のようです。 私の本棚は書籍とマンガとゲームとPCソフト ブログには絵的な要素があったほうがいいと聞いて、フリーのサイトからイメージ画像を拾ってきて入れてみました。 実際の私の本棚は、イメージ画像のように整頓されてなくて雑然としています。本の上に本が横積みになっています。 内容は書籍が4割くらいで、あとはマンガとゲームとPCソフトでしょうか。PCソフトはそれほど多くはないのですが、Adobe系や映像系、3DCGなど、購入したソフ…
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村上海賊の娘 第二巻 織田信長VS本願寺顕如の石山合戦が読める小説

和田竜氏の歴史小説の白眉は「のぼうの城」だと思いますが、このシリーズもおもしろいですね。戦国時代に瀬戸内海に君臨した村上武吉の娘「景」を主人公にした「村上海賊の娘」です。 今回読了したのは第二巻です。書評であればシリーズ全てを読んでから書くべきかもなのかもしれませんが、そこは個人が書いている雑記ブログということで、ご容赦いただければと思います。 のぼうの城 成田家500 vs 豊臣軍2万。歴史上名高い忍城の戦い20年間歴史小説を読んでいる男がお薦めする歴史小説ランキング10(戦国時代編) 村上海賊の娘(第2巻) posted with ヨメレバ 和田竜 新潮社 2016年06月28日 Amaz…
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