書評・読書

三国志

三国志2参旗の星 曹操が青州黄巾軍100万と激闘。貂蝉が登場しない三国志

「北方三国志」の第2巻を読了しました。2巻を読み終えて一番驚いたのは貂蝉が登場しないことです。   貂蝉は架空の人物ですが、元になったといわれる董卓の侍女が存在します。1巻では董卓が呂布に自分の侍女を与えるシーンがあるの...
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竜馬がゆく1 司馬遼太郎氏による坂本龍馬像

竜馬がゆくを読むのは何回目だろう。最初に読んだのは確か中学生の頃でした。それ以降、何度も読み返し、今回でたぶん5回目か6回目になります。   休日に古本屋さんを散策していたら、綺麗な全巻セットが安価であったので、つい購入...
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一分で話せ 大事なことをシンプルに伝える方法

この本の帯には「孫社長にも認められた最強の話し方」と書かれています。これにつられて買ったといっていいでしょう。孫社長というのはもちろんソフトバンク創業者で会長兼社長の孫正義氏です。   孫正義氏に認められた話し方、といわ...
三国志

三国志1天狼の星 正史でも演義でもない北方謙三三国志

三国志は日本の多くの作家が手がけています。代表的なのが吉川英治氏と宮城谷昌光氏でしょうか。マンガでも横山光輝三国志や「蒼天航路」などが有名ですね。   歴史作家の北方謙三氏が執筆された三国志は正史でも演義でもない三国志、...
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オーバーロード2「漆黒の戦士」ギルドの統括者が一転して冒険者に?

体感型ゲームにのめり込んでいた一人のサラリーマンが、ゲーム内に取り残されてしまい、そのままその世界で冒険を始める、というのがオーバーロードの大雑把なあらすじです。   普通とちょっと違うのは、取り残されたサラリーマンは、...
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オーバーロード1「不死者の王」ゲーム内に取り残された最強サラリーマン

話題になっている本やマンガがあると、つい手を出してしまいます。今回、手を出してしまったのはオーバーロード1「不死者の王」です。小説はすでに13巻まで発売され、マンガ化はもちろん、アニメも三期まで製作されている作品です。  ...
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ゼロの迎撃 国を守る自衛官の活躍を描いた安生正氏の作品

本を読んでいて鳥肌が立ったのは久しぶりでした。「ゼロの迎撃」というタイトルで、著者は安生正氏です。安生正氏といえば処女作の「生存者ゼロ」で「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞しています。   鳥肌が立ったのは、劇中で...
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戦の国 冲方丁氏による戦国武将を主題にした連作だが・・・

冲方丁氏というと「マルドゥック・スクランブル」が真っ先に思い浮かぶのですが、最近だと映画化された「天地明察」の方が有名かもしれません。   「戦の国」は「天地明察」と同じ歴史小説で、戦国武将を主人公にした連作をまとめた本...
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ブレイン・プログラミング 地図が読めない~の著者による人生を変える本

著者は「話を聞かない男、地図が読めない女」を書いたピーズ夫妻です。文章のほとんどをアラン・ピーズ氏が書いたそうですが、二人による共著になっています。   一言でいうと「優れた自己啓発書」になってしまうのですが、それだけで...
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ニワトリはいつもハダシ 両A面 火浦功の「同じ話」を載せた異色の作品

ライトノベルという言葉がいつからあったのかはよく把握していません。でも、その言葉が一般的になる前から、よく読んでいたのが朝日ソノラマ文庫でした。   中でも好きだった作家が火浦功です。 高飛びレイクシリーズ スタ...
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