Photoshopで切り抜き機能を試していたのですが、せっかくなのでこれで画像を作ってブログに記事にしてしまおう(^^;、ということで、ちょっとしたフェイク画像を作成してみました。
作成した画像がこちらです。
いやー、これくらいの巨大魚がいたらちょっと怖いですねー。
Photoshopのクイック選択機能
まずは素材を用意します。
船と海の元画像です。
もう一枚はこちら。
真ん中に映っている魚を切り抜いて使用します。魚の種類はわかりませんが、おそらくサメでしょうか。
サメの切り抜きにはPhotoshopの「クイック選択機能」を使用します。
Photoshopのツールの上記のアイコンです。
こいつでサメの部分をポチポチやるだけで、サメの選択範囲ができあがります。
選択範囲ができたら、それをレイヤーマスクに変換しておきます。
船の画像とサメを合成
船の画像とサメの画像を合成していきます。
船の画像の上にサメの画像を重ねます。サメを上にするのはオーバーレイを使用したいためです。
オーバーレイにしてみました。これだけでそれっぽいですね。魚の身体が船の舳先に乗ってしまっているので、レイヤーマスクを修正して船の舳先部分にかからないように修正します。
舳先の部分も気になるのですが、船から海に向かって落ちている影も気になりますね。サメと海底とでは高低差があるはずなので、船の影が一様に落ちているのは不自然ですね。
海面を該当部分だけズラして、影の位置を変えてみました。
そしてサメレイヤーにレイヤースタイルでドロップシャドウを追加しています。船の影があるのですから、サメにも影が必要ですよね。
画像全体のトーンを調整して完成
画像全体のトーンを調整していきます。
メインのサメがオーバーレイなので、サメが少し透けて見えるのが気になります。サメのレイヤーを複製して、乗算に変更してサメレイヤーの下に敷きます。不透明度は25%にしました。
サメのレイヤーにのみ調整レイヤーで「自然な彩度」を設定します。
自然な彩度の設定です。
そして画像全体をトーンカーブでごまかしてしまえば暗くして雰囲気をだして完成です。
完成です。まずまずかなー。
まとめ ー 角度と光源があっている素材を選ぼう
こういうフェイク画像はPhotoshopのスキルはあまり必要ありません。元になる画像の角度と光源の位置があっていれば、だいたいうまくいきます。
それと上記に書き忘れてしまいましたが、サメのマスクはフィルタの波紋を使って、水面下にあるようなゆらぎを表現しています。
サメのマスク画像です。水面下を表現するために輪郭を波紋で少し変形してみました。ちょっとしたことですが、これだけでも少し雰囲気は変わってくるかと思います。
ではでは、今日はこの辺で。
次はマダコでクラーケンでも作るかな^^
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