原作 大場つぐみ、作画 小畑健、というデスノートと同じコンビが描く、神になるため戦いの物語がプラチナエンドです。このブログで初めてレビューをしたマンガでもあります。
プラチナエンド 第6巻 デスノートのコンビが贈る神を決める戦い
7巻はレビューしそこねたので、今回は7巻と8巻をまとめてレビューします。しかし8巻にはまさかの展開が待っていました。原作者の大場つぐみ氏はやっぱり一流のストーリーテラーですね。
メトロポリマンと主人公グループとの対決
6巻ではメトロポリマンの配下である小日向冬子と、主人公である架橋明日が対峙したところで終わっていました。
結論を先に書くとこの対峙は、架橋明日を助けようとした花籠咲を、さらに助けようとした底谷一によって決着します。底谷一が小日向冬子を日本刀で刺し、底谷一は小日向冬子が持っていたウイルスの影響で全身が溶けて死亡します。
読んでいて小日向冬子は主要キャラクターでないことは明確なので、架橋明日が何とかして切り抜けるであろうことは分かってしまいます。それは予定調和と言ってしまってもいいのでしょうが、まさかの展開が8巻に待っていました。
メトロポリマンの退場は想定していなかった
メトロポリマンの配下である幕松竜二、小日向冬子は退場し、主人公以上に存在感がある適役であるメトロポリマンvs主人公グループになるのですが・・・
メトロポリマンが敗北します。
このマンガでは敗北=死亡です。正直なところこれは想定していませんでした。
ストーリーの展開が読めないマンガや小説は心底おもしろいと思います。読んでいて、
え、え、え、ええ!、そうなっていいの?その展開でいいの?マジかー!
という感じでした(^^;
どう表現すればいいのだろう?
デスノートでいうと夜神月が死ぬくらいの物語の転換点ですね。
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この少年が主人公の敵になる?まだ登場していない神候補者は?
こうなると次の展開はメトロポリマン=生流奏に赤い矢を刺していた少年が敵になるのかな?
(出典 プラチナエンド)
この少年はメトロポリマンの配下ではなく、主人だったことになりますね。
まだ登場していない神候補者も含めて、今後の展開が楽しみです。
まとめ ー 特異な状況下でのバトルが秀逸
デスノートも特異な状況下での頭脳戦を描いたマンガでした。プラチナエンドは神のなる天使の戦いであり、
- 二種類の矢
- 翼による高速移動
- 亡くなった人物の天使の力の移動
など、このマンガ独自の条件が設定されています。デスノートとは様々な点で異なるのですが「特異な状況下でのバトル」という意味では同じです。
このお二人はそういう状況下でのバトルを描かせると上手いですね。
続刊が楽しみなマンガの一つです^^
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