転生したらスライムだった件 1-2巻 転生モノの中では図抜けておもしろい

マンガ レビュー

転生モノのマンガやライトノベルはいくつかありますが、その中でも図抜けておもしろい作品と断言していいでしょう。タイトルは「転生したらスライムだった件」なので、「転スラ」と略して呼ぶことが多いようです。

 

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タイトル通りに異世界でスライムに転生するお話です。普通は、スライムに転生、というとそれだけで人生が終わったと感じる(いや、人生が終わったから転生しているのですがw)と思うのですが、そうではない楽しさがあるのが「転スラ」です。

 

これならちょっとスライムに転生してみたいな、と読んだ人は誰もが思うんじゃないかな?

 

転生したらスライムだった件のあらすじ

大手ゼネコンに勤める三上悟は、後輩の田村を通り魔からかばおうとして、背中を刺されてしまう。薄れいく意識の中「童貞のまま30歳になれば魔法使いになれる」という俗説があったのでは、とつぶやくと、どこからともなく返事が返ってくる。

 

それは「賢者」というスキルを獲得したというメッセージだった。

 

三上が気づいたとき、異世界の洞窟にスライムとして転生していた。転生した世界はスキルを獲得することで、自身の能力を高めていくことができる世界だった。

 

見かけはスライムながらも、獲得した「賢者」のスキルを足がかりに、自身の能力をどんどん高めていく。洞窟の中で出会った暴風竜ヴェルドラとも仲良くなり、ヴェルドラを助け出すためにスキルを使って、ヴェルドラ自身をも体内に取り込む。

 

スライム=三上悟は洞窟内で草や鉱石、モンスターなども取り込み、スキルを獲得しつつ成長していく。そして天災級のモンスターといわれるヴェルドラを体内に取り込んだまま、洞窟の外へと踏み出して・・・

 

転スラはスキルの獲得がおもしろいと思いきゃ・・・

ゲームの設定のような世界ですが、スキルの獲得のシステムがおもしろくて良いですね。スライム=三上悟は「捕食者」というスキルを獲得しており、そのスキルを使って無機物有機物問わず体内に取り込んで、さらにスキルを獲得できるという設定です。

 

たとえば蛇のモンスターを食べると「熱源感知」と「毒霧吐息」を手に入れる、という感じですね。

 

そうやって主人公であるスライムが新しいスキルを獲得し、モンスターを倒して成長していく異世界冒険物語、かと思っていたのですが、少しずつ話の展開が変わってきます。

 

スキルを獲得し主人公が成長していくのには変わりないのですが、先に転生していた同郷の女性と出会い、その女性を助けるために彼女と戦い、最終的には彼女を食べて同じ容姿になったりします。いや、食べるという表現は適切ではないし、実際に助けることも出来ていないのですが・・・

 

この辺りは説明が難しいので、読んでいただくのが一番良いかと思います(という逃げ(^^;)。

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転スラは秋にアニメもスタート

転スラですが、2018年の秋にはアニメもスタートするようです。

 

 

ちょっとイメージが違うかな(^^;

と思ったのはおそらく私だけではないと思います。いや、まだマンガ版を2巻まで読んだだけの「にわか」転スラファンなのですが、それでもイメージが違うと感じてしまうキャラデザですね。

 

まあ、放送する前からいちゃもんをつけるのもアレなので、放送が開始されてからいちゃもんをつけることにします(つけるんかい!)。

 

まとめ ー タイトルに惹かれた人なら買って損なし

 

転スラが売れていることは何となく知っていたのですが、読んでみるまではそのおもしろさが掴めませんでした。

 

いや、読んでみてもそのおもしろさは説明がしにくいですね。

実は「人間には超人願望があって、転スラにはそれを満たす要素がある・・・」云々という文章を500字くらい書いていたのですが、結局、全て消してしまいました。

 

スライムに転生してみたい、とちょっと思わせられるし、それは超人願望に通ずるものもあるのかもしれませんが、ひとまずそれはおいておいて。

 

うん、この作品、おもしろいよ、でいいのではないかと思います。タイトルに少しでも惹かれた人なら買って損はありません。

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