かなりブームも落ち着いたと思っていたポケモンGOですが、まだまだ根強い人気があるようです。
ポケモンGO…鳥取砂丘8.7万人!線路立ち入り、バス待ち3時間、歩きスマホ、違法駐車…トラブル続出(1/3ページ) – 産経WEST
鳥取砂丘で行われた3日間に渡るユーザーイベントには、のべ人数で約8万7千人が参加したそうです。
- 3日間で3万人の想定に対して8.7万人が参加
- 初日は平日にも関わらず2万人が参加
- 県知事が開会の挨拶
- 鳥取砂丘へのシャトルバスが最大3時間待ち
- 対象範囲を鳥取東部に拡大
いやー、根強い人気ですねー。
「対象範囲を鳥取東部に拡大」というのは、あまりにも鳥取砂丘に人が集中しすぎたために、モンスターの出現範囲を急遽鳥取県の東部にも拡大した、ということのようです。
ポケモンGOはワールドがひとつ
さて、そんなまだまだ人気のポケモンGOなのですが、ずっと不思議に思っていたことがあります。
ワールドがひとつしかないのです。
同じ場所に行けば同じポケモンが出現しますし、ジムを見れば同じポケモンがいます。そしてそのジムに対して誰でもバトルを仕掛けることができます。相手として登場してくるポケモンは必ず同じです。これがよく考えると凄いことなのです。
MMOタイプのゲームをプレイされたことがある人は分かると思うのですが、普通のMMOはある程度の規模になるとワールドが分かれます。サーバーが別になるといってもいいでしょう。
同時接続数が多くなるとサーバーに不可がかかるため、ワールドを分けていくのが普通の対処方法なのです。
ところがポケモンGOは違います。
全ての人が同じ場所で同じモンスターに遭遇することができます。同じジムを見ることができるのです。全てのポケモンユーザーが最初から一つのワールドに存在するのです。
これが凄いことだということは何となく分かるのですが、私自身はプログラムやデータベースの知識がないため、この凄さを解説することができません。
解説しているサイトがないかなーと検索してみたところありました!
QiitaでエンジニアがポケモンGOについて解説
Qiita(キータ)というプログラマーのための知識の共有サイトで、エンジニアの方が解説してくれていました。
Nianticの求人から推測する『Pokémon GO(ポケモンGO)』のサーバ構成 – Qiita
Nianticの求人から推測する~~とあるので、Nianticの中の人という訳ではありませんが(逆にNianticの人だったら守秘義務的に問題ですね)、ゲーム会社に勤務する現役エンジニアさんの考察のようです。
これを読むとポケモンGOはやはりワンワールドであり、それを維持するためにはGoogleの巨大なプラットフォームありきということが分かります。
技術的なことは正直なところあまり理解できないのですが、Nianticは元々はGoogleの社内スタートアップからスタートした企業です。Googleと深い関係にあったからこそ、このワンワールドが実現できたのでしょう。
まとめ ー 他にもワンワールドのゲームが出現するかも
Qiitaで解説してくれているShibakow氏の言葉を引用します。
今まで、伝統的なMMOの作り方は、RDBMSなどを使ったパラレルワールドの作り方が一般的だった。しかしこれからは、Google BigtableやDataStore、AWSのDynamoDBなどを使ったゲーム開発も広がるかも知れない。
MMOというとワールドが分かれているのが当たり前でしたが、ポケモンGOの成功を受けて、今後は新しいワンワールドのゲームが登場するかもしれませんね。
ただ企業的に体力のあるゲーム会社でないと難しそうですが。
ちなみに私もまだまだポケモンGOで遊んでいます。ガルーラもゲットしましたー(^_^)/
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