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ゲーム開発における守秘義務について。話せることと話せないこと。

私の職業がゲーム系CGデザイナーということもあり、このブログではゲーム開発について色々と書いてきました。今後も書ける範囲で書いていく予定です。

 

この「書ける範囲」というのが何かというと「守秘義務」に抵触しない範囲です。

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ゲーム会社における守秘義務とは?

守秘義務という言葉は、仕事をされている方であれば誰もでも聞いたことがあるでしょう。

守秘義務(しゅひぎむ)とは、一定の職業や職務に従事する者・従事した者・契約をした者に対して、法律の規定に基づいて特別に課せられた「職務上知った秘密を守る」べきことや、「個人情報を開示しない」といった、法律上の義務のことを指す。

(出典 Wikipedia)

 

ゲーム開発においても守秘義務は当然存在します。開発業務だけに、守秘義務は普通の会社より厳しいといっていいかもしれません。エンタテインメントに属する業界ですが、ゲーム会社からみれば、ゲームは数億円の予算をかけた新商品です。開発の情報が外に漏れるようなことがあれば、それだけでゲーム会社は大きな打撃を受けるでしょう。

当然のことながら、守秘義務を守れなかった人は、減給や懲戒解雇などの処分が待っています。

 

基本的に業務上知り得た情報は全て守秘義務に該当します。

では逆に該当しない例はどういうものでしょうか。以下に例を記載します。

  • 情報受領時に自らが既に所有していた情報
  • 情報受領時に既に公知であった情報
  • 情報受領者の違反行為によらずして公知となった情報
  • 第三者から守秘義務を負わずに合法的に取得した情報

 

機密保持契約書っぽく書きましたが、分かりやすく書くと下記のようになります。

  • 既に自分が知っていた情報
  • 既に世間的に知られている情報
  • 本人が機密を守ったにもかかわらず知られた情報
  • 第三者から合法的に伝わってきた情報

 

色々とややこしいですね。

ただ社会人としては、守秘義務は意識して行動する必要があると思います。

 

 

 

 

自分の過去記事の解説

先日、ゲーム業界のスタッフロールについて書きましたが、この記事に会社名は一つも出てきません。

www.daremomiteinai.com

あくまでも中小のゲーム開発会社からみた、スタッフロールへの掲載状況について書いています。会社名や実際のゲームソフトの名称などは間違っても書けないのです。

 

3DCGソフトの紹介の記事では多数のゲーム会社が実名で登場します。

www.daremomiteinai.com

ゲーム会社がどのCGソフトをメインツールとして使用しているかは、業務上の知り得た知識ではありません。既に公開されている既知の情報です。自社のWebサイトで公開されていたり、3DCGツールを販売している会社の導入事例に掲載されています。

 

最後にゲーム開発のデータ削減について書いた記事です。

www.daremomiteinai.com

これも一般的な画像データの持ち方について解説してあるだけで、特定のツールや会社が記載されている訳ではありません。

こういうデータ圧縮的な作業は、実は手作業で行うことは少なく、ゲーム会社が開発したインハウスツールなどを使用することが多いのです。中には面白いネーミングのツールもあったりするのですが、そういうインハウスツールの紹介は残念ながらできないのです。

 

まとめ ー 守秘義務を守って良いブログライフを

ゲーム開発の守秘義務についてざっくりと記載してみました。

ゲーム好きな人には新作情報とか、開発の裏側をもっと知りたいと思われるかもしれません。でも、残念ながらWeb上では守秘義務があるために書くことができません。

 

ただ私自身、他の業界を知ることは非常に勉強になると考えています。私が紹介できるゲーム開発の情報も、守秘義務に抵触しない範囲で記載していく予定です。

 

開発業務であるかどうかに関係なく、社会人であれば守秘義務は発生します。それをブログに書きたくなることもあるでしょう。でも、書いてしまうと「アウト」なので、守秘義務を守って、良いブログライフを送っていただければと思います。