年末ということもあり、はてなブログのお題に乗ってみることにします。
そのお題というのは、2017年に観た映画・ドラマ・アニメで、一番良かったものをブログに書く、というものです。
特別お題「2017年一番良かった《映画・ドラマ・アニメ》」キャンペーン by Netflix – はてなブログ
2017年に観た映画であれば、2017年公開でなくてもOKだそうです。そういわれると性格がひねくれていることもあり、すごく古い映画をピックアップしたくなるのですが、ここは正直に今年観てよかった映画とアニメをご紹介します。
(出典 シン・ゴジラ)
アイキャッチにゴジラを二度も使ってしまった・・・
シン・ゴジラ 数十年振りに観た怖いゴジラ
シン・ゴジラを観た誰もが考えるのが、もし実際にゴジラが出現したらどうなるのだろう?、ということだと思います。いや、もちろん出現するはずがないのですが、そう思わせるだけの秀逸な作品でした。
私くらいの年代だと、ゴジラは悪役ではなく正義の怪獣です。
- モスラ
- キング・ギドラ
- メカゴジラ
などの敵怪獣と戦う「対決モノ」が主流で、ゴジラそのものは悪役という認識ではありませんでした。
もちろんその後に、ゴジラは本来は核の落とし子であり、恐怖の対象であること知るのですが、子どものころは悪い怪獣と戦う正義の怪獣だとずっと思いこんでいました。
シン・ゴジラで描かれるゴジラは悪や正義の怪獣ですらなく「巨大不明生物」であり、人間を超える地球上でもっとも進化した生物です。
そんな生物が日本に出現したらどうなるのかを、非常に高いレベルでリアルに表現した作品が「シン・ゴジラ」といっていいでしょう。
実は先日、テレビ放送された「シン・ゴジラ」を録画して、もう5-6回は繰り返し観ています(^^;
もちろん職業がらCGが気になるというのもあるのですが、それ以上に単におもしろいから観てしまう、というのが本当のところです。
シン・ゴジラ 3DCGゴジラのメイキングの解説。驚愕のポリゴン数
君の名は ちょっとした寂しさと一緒に
新海誠監督は私の個人的な印象かもしれませんが、CGデザイナー寄りの監督だと考えています。
新海誠監督が一躍有名になったのは「ほしのこえ」という作品です。
「ほしのこえ」を初めてみたときに、その背景の色使いから「このアニメを作られた方は背景製作の経験のあるCGデザイナー出身じゃないかな」と思いました。
(新海誠監督はゲーム業界出身ですが、背景製作を担当されていたかどうかは分かりません)
「ほしのこえ」は新海誠監督がMacとAfterEffects、LightWaveなどでほぼ一人で作られたそうなので、背景を担当していたかどうかはあまり関係ないかもしれませんが。
「ほしのこえ」の頃から新海誠監督は注目されていましたが、それでも注目していたのはCG業界がメインだったように思います。一人で25分ものフルアニメーションCGを製作した、というのが、当時のCG系の雑誌で話題になっていたのを今でも覚えています。
その頃から知っている監督が、一気にメジャーになって・・・まるで古くから応援していたアイドルがメジャーになってしまったような気分です。
自分の目は間違ってなかったという思いと、メジャーになってしまったゆえの少しの寂しさがあります。
まとめ ー 2017年の一番は「シン・ゴジラ」と「君の名は」
結局、鉄板過ぎるといってもいい「シン・ゴジラ」と「君の名は」が2017年の一番良かった映画です。
記事を書く前は「十二人の怒れる男」でも書いてやろうかと考えていたのですが、素直に今年観た映画でおもしろかった二作品を上げてみました。
名作はやっぱり名作ということで、ここはご容赦を。
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