私は学生時代は水泳部に所属していました。
今でもときどきスポーツクラブに泳ぎに行くくらい、水泳が好きです。
でもダイビングの経験はありません。海で泳ぐのは何となく怖さを感じます。その怖さを上手く言葉にできないのですが、底知れぬ深さへの恐怖、という感じでしょうか。もちろん、波打ち際で海水浴くらいなら何ともないのですが。
フリーダイビングで有名な動画
フリーダイビングで有名な動画を紹介します。ある意味怖い動画なので、この手の動画が苦手な方は閲覧注意です。
見所は1分過ぎくらいです。
フリーダイビングの選手として有名なギョーム・ネリー氏がバハマにあるブルーホールに飛び込みます。海の中からブルーホールに入るので、飛び込むというのは日本語としておかしいかもしれませんが・・・。
ブルーホールというのは、海の中にある縦型の深い穴のことです。隕石の落下が原因だとか、鍾乳洞が変化したともいわれていますが、なぜこのようなブルーホールが形成されるのか明確な理由は分からないようです。
映像では海の中にあるブルーホールに、ギョーム・ネリー氏が静かに沈んでいきます。この間、当たり前ですが、彼はずっと息を止めたままです。もし肺活量の限界が来たら、と見ているこちらが心配になります。
人口のプールにダイブ
今日の昼休みにネットサーフィンをしていたら、ギョーム・ネリー氏の新しい動画を見つけました。
YouTubeの但し書きを確認すると「2017/07/14 に公開」とあるので、つい一週間前に公開された映像のようです。
公開されて一週間なのに、再生回数はすでに80万回を突破しています。
今度は世界最深の深さを持つプールへの潜水です。水深は40mあるそうです。
背景が人工物であることと、クリアな映像であることから、映像を観ていると不思議な感覚を覚えるのは私だけでしょうか。浮力が働く水中ならではの不思議な重力感、という表現が的を射ているのかもしれません。
ブルーホールへのダイブは何があってもやりたくないのですが、このプールであれば少しは試してみたい・・・いや、無理かな。
ちなみに私は現役の水泳選手だったころは、50mは全く息継ぎをせずに泳ぐことができました。
25mプールで、潜ったままスタートして反対側の壁にタッチして、スタートした側に戻ってきてから水面に顔を出す、という潜水を水泳経験のない友人達に披露したときは、彼らはうろたえるほど驚愕していました。でも、多少の水泳経験のある人なら、これくらいはそれほど難しくなかったりします。
それくらい泳げる私でも、この映像は怖いですね。
怖くて美しい。
そんな不思議な動画です。
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