会社に行かず、自宅で収入を得ることができたらいいなあ、と考えたことが誰もがあると思います。私ももちろんその一人です。
ネットで収入を得る方法は色々ありますが、今回はクラウドソーシングについて調べてみました。私自身がデザイナーであることもあり、実際に試してみようと考えています。
クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングの概要
クラウドソーシング(Crowd sourcing)とは、ネット上で仕事を受託して納品するサービスです。クライアントからみれば、ネット上で受託者を公募して仕事を発注するサービスといえるでしょう。
クラウドソーシングの仕事の種類
仕事の種類はある程度決まっています。実際にクラウドソーシングのサイトに訪問して調べてみました。
- システム開発
- Web
- ライティング
- アプリ開発
- デザイン
- 翻訳
- ネーミング
- サウンド
- その他
大きく分けると上記の項目になります。Webをさらに細かく分けると、Webページやバナーの作成、ECサイトの管理、HTMLやCSSのコーディングなどに分類することができます。
具体的な案件をいくつか紹介
実際にクラウドソーシングのサイトにあった案件を紹介します。どこまで具体的な案件を書いていいのか分からないので、具体的な案件名は変更しています。
こういう案件がクラウドソーシングであるんだなー、くらいに捉えてもらえればいいかと思います。
- フォトショップを使った画像加工
- 広告用動画の作成
- Windowsのアプリケーションの開発
- 社内文書をタイ語に翻訳
- 転職に関する経験のライティング
- 画像データの文字入力
- オークションの受注管理
- 新製品のネーミングの募集
- 催眠術を受けた経験の募集
- 社内報用の社長の似顔絵の作成
- 四字熟語の穴埋め問題に回答
クラウドソーシングはライティングやデザインだけではない
上記の案件を見てもらえれば分かると思いますが、クラウドソーシングは必ずしもライティングやデザイン、プログラム、翻訳などの専門的な知識が必要ではありません。
アンケートへの回答、口コミを記述するなどの簡単な案件も多数あります。
ただ誰でもできる案件は基本的に単価が低く設定されています。やはり収入を増やすためには、ある程度専門的なスキルが必要になります。
プログラムができたりイラストが描けるのであれば、そのスキルを活かして着実に収入を得ることができます。スキルに比例して収入が上がる、という感じでしょうか。
クラウドソーシングの仕事のタイプ
クラウドソーシングには大きく分けて3つのタイプがあります。
コンペ形式
クライアントが予算と案件の内容を提示し、それに沿って受託希望者が提案する形式です。
たとえば案件がイラスト作成であれば、手順は下記のようになります。
- クライアントが描いて欲しいイラストの内容を提示
- 受託希望者がその内容に沿ってイラストを作成
- クライアントは提案の中から、気に入ったイラストを選択
- クライアントが受託者に料金を支払い
報酬が高い案件には多くの受託希望者が提案するので、選ばれる確率が低くなります。逆に報酬が低い案件であれば、提案が少ないことも多いので、最初はそれを狙うのも良さそうです。
プロジェクト形式
クライアントは特定の受託希望者に案件の内容と予算を提示します。受託者が合意に至れば案件がスタートします。その後、クライアントとの間でクオリティなどをチェックしつつ、納品を終えれば案件終了です。
ネット上でクライアントと仕事をする、という認識でほぼ問題ないでしょう。ただクライアントから選ばれるには、ある程度の評価と実績が必要です。
タスク形式
クラウドソーシングでもっとも手軽に取り組めるのがタスク形式です。
- アンケートの回答
- 口コミの記載
- データ入力
などの仕事が多く、金額と内容が提示されているので、すぐにでも取り組むことができます。1案件の金額は10円から2,000円くらいです。
タスク形式で注意しないといけないのは金額と作業にかかる時間です。
仮に金額が300円で、口コミを記載するタスクがあったとします。もしその口コミを記載するのに1時間かかった場合は時給300円ということになります。タスク形式で作業するときは、得られる収入と作業時間をしっかりと計算して行うと良いでしょう。
クラウドソーシングはプログラムやデザイン、翻訳、ライティングなどのスキルがあるのであれば、コンペ形式で実績と評価を積んでからプロジェクト形式へ。あまりスキルに自身がない場合はタスク形式をいくつか試してみる、という進め方が良さそうです。
お薦めのクラウドソーシングは?
クラウドソーシングとしては最古参で、もっとも有名なのがランサーズです。案件数も多くコンペ、プロジェクト、タスクの全ての形式を扱っています。実際に作業をするかどうかは別として、クラウドソーシングに興味がある場合は、まずはランサーズに登録するといいでしょう。
ランサーズと並ぶクラウドソーシングの大手です。ランサーズより後発ですが、登録者数は162万人(2017年12月現在)を超え、日本最大級のクラウドソーシングといっていいでしょう。
案件は玉石混交です。転職に関する経験を500文字で書いてください、という簡単なものから、大手企業のWebサイトのトップイメージ作成など多岐に渡ります。
大手ポータルサイトのYahoo!が提供するクラウドソーシングです。報酬がT-POINTで支払われるので、T-POINTを貯めたい方に向いています。
タスク形式の案件は簡単なものが多い印象を受けました。実際に登録してやってみたのですが、クイズに回答するだけで3分で終わりました。獲得した報酬は2ポイントほどですが。
コンペ形式の案件をみると、クラウドワークスのサイトに移動することが多くあります。これはYahoo!クラウドソーシングとクラウドワークスが提携しているからでしょうね。
自分のスキルを500円で売り買いできるフリーマーケットがココナラです。
当初は500円でスキルの売り買いができるというのが、ココナラの売りだったのですが、今は他のクラウドソーシングと同じく、自由に料金設定ができるようになっています。
金額は基本料金にプラスしてオプション料金を追加するという形式が一般的です。
たとえばイラスト作成の場合は、
- 人物をもう一人追加で3,000円
- 背景を追加で5,000円
というように、追加作業の料金設定をすることができます。
ココナラにはコンペ形式やプロジェクト形式といった区別はありません。スキルを出品というのがテーマのサービスなので、自分のできることを出品→依頼を受けて納品するというのが基本的な流れです。
まとめ ー クラウドソーシングで稼げるのか
色々と記載してみましたが、私自身まだクラウドソーシングに登録したばかりです。今後は実際に案件を受けてみて、どれくらい稼ぐことができたのかどうかをレポートします!
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