ゲーム好きで、ゲームでずっと遊んできました。それが高じて今はゲーム開発に携わる仕事をしています。
最初に夢中になって遊んでいたのはファミコンやスーファミではなく、PCゲームでした。初めて手にしたFM-7という富士通製の8ビットパソコンを皮切りに、FM-77AVやPC8801mk2など、様々なPCに買い換えてはゲームで遊んでいました。
今日は印象に残っているPCゲームを紹介してみます。
ハッピーブッシュマン
ゲームといえばアクションゲームと思い込んでいた当時の私にとって、アドベンチャーゲームというジャンルを教えてくれた作品です。
アドベンチャーゲームといっても、コマンド選択式ではなく「ススム」「モドル」といった言葉を直接入力してゲームを進めていました。
言葉をちょっとだけ間違えると何も反応がなかったりするので、攻略するのにかなり時間がかかりました。
今、考えると凄く理不尽なのですが、当時はそんなことは気にせず遊んでいたなあ。
川中島の合戦
(出典 4gamer.net)
コーエーテクモゲームズが前身である光栄が、まだ光栄マイコンシステムというブランドだったときに出したゲームが川中島の合戦です。信長の野望よりも前ですね。
騎馬隊と鉄砲隊の戦力が高いので、戦意を上げるために自分の陣地で固まって動かず、攻め込んできた敵を倒してから、動き出すのが私の戦術でした。
ボコスカウォーズ
(出典 ProjectEGG)
このゲームを最初に遊んだのは、電気店の店頭でした。
自分でカセットを持ち込んで、電気店の店頭に展示されているパソコンで勝手にロードして遊んでいたのです。今、考えると迷惑な子どもだったなあ。
ゲームは右側から左側へと自分の軍隊を進まえていく横スクロール形式でした。ときどき操作し損なった兵士が障害物にひっかかって、いつのまにか数が減っていたりもしました。
敵のボスは王でしか倒せないので、どんなに他の騎士や兵士を鍛えても、最後にこちらの王があっさりと負けてしまったりしたのも、今ではいい思い出です。
ジーザス
(出典 Oh!FM)
宇宙船の中にエイリアンが登場する、という設定は某映画に似ているのですが、ゲームとしては、また別のおもしろさがある作品です。
エイリアンと対峙したときにいくつかの質問を求められるのですが、いい加減に答えていると最後の質問と辻褄が合わなかったりして、凄く焦った記憶があります。
ラストの死んだキャラクターたちが全員協力して~~、というのも良かったなあ。
ザ・ブラックオニキス
(出典 Oh!FM)
ロールプレイングゲームというと、剣と魔法の世界、が定番なのですが、ブラックオニキスには魔法がありません。今のRPGと比べるとひどく単純なのですが、それでもサルのように遊んでいたゲームです。
途中で出会うバーバリアンが強かったので、バーバリアンを仲間にできると小躍りしていたのを覚えています。クラーケンというモンスターを初めて知ったのもこのゲームでした。
そして有名な「イロイッカイズツ」
この言葉の謎を解くために(というほど大げさな謎でもないのですが)、ダンジョンを何度もさまよい歩いたのはいい思い出です。
TOKYOナンパストリート
(出典 Oh!FM)
この頃はアダルトゲームというくくりがあったのかどうか明確に覚えていないのですが、今だとアダルトゲームに分類されるゲームです。
発売していたのはエニックスで、たしかゲームコンテンストで入賞したことで発売された、少し異色のゲームでした。
兄弟がいたため自宅ではプレイできず、友人宅で二人でこっそり遊んでいました。
そのシーンになると、
「女性は上から順に攻めないといけないんだろ!?」
と訳の分からないことを言いながらプレイしていました。
まとめ ー ひたすらゲームに明け暮れていた日々
他にもウィザードリィ、初代三国志、信長の野望、ウットイ、ドラゴンスレイヤー、ハイドライド、イース、テグザー、惑星メフィウス、デゼニランド、シルフィード、ソーサリアン、大戦略、ファンタジーナイトなど、ひたすらゲームに明け暮れていました。
当時はPCゲームは購入するのではなく、街中にレンタル屋さんがあり、そこでコピーしていたのですが、それはまた別の話になるので、今日はこの辺で。
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