一昨日の記事にも書いたのですが、私はブログに書きたいことをメモするようにしています。
これはブログのネタになるなー、と思いついても、すぐにメモらないと忘れてしまうんですよね。
メモはタイトルだけのときもあるし、ある程度内容を書き込んでいるときもあります。そのネタの一つにTEDの紹介がありました。
その中でも私が心からおすすめしたい動画を一つご紹介します。
サイモン・シネック 優れたリーダーはどうやって行動を促すか
私自身はこのムービーを何度も観ています。回数はわかりませんが、英語の勉強も兼ねて観ているので二桁は観ていると思います。
サイモン シネックがシンプルで強力なモデルを使って周りを動かすリーダーシップについて説明します。全てはゴールデンサークルと「何のために」という質問から始まります。成功例として、アップルやマーチン・ルーサー・キング、ライト兄弟を取り上げ、失敗例として (最近の勝訴で株価が3倍になったものの) 苦難の続く TiVo を取り上げます。
再生回数は3,400万回で、TEDの中で3位のムービーです。いや、順位はともかく、内容が素晴らしいのです。
- 「何を」ではなく「なぜ」
- ゴールデンサークルとは?
- なぜアップル製品は売れるのか
- ライト兄弟に先を越された男
- キング牧師の演説に人が集まったのか
- イノベーターとキャズム理論
全てのトピックスが印象深いのですが、どれか一つを上げるなら、サミュエル・ラングレーですね。
ライト兄弟に敗れた男 サミュエル・ラングレー
サミュエル・ラングレーはライト兄弟よりも優秀なチームを率い、陸軍から提供された豊富な資金があり、ハーバード大学に在籍し、そしてスミソニアン博物館の館長をしていたことから優秀な人脈も持っていました。航空力学の権威でもあり、ライト兄弟もラングレーに教えを請う手紙を送ったといわれています。
それなのに先に有人飛行に成功したのはライト兄弟でした。
- 自転車屋の兄弟
- チームに大学卒は皆無
- 政府のバックアップはなし
- 資金も自前
サミュエル・ラングレーとの条件の違いがすごすぎますね。それでも先に成功したのはライト兄弟なのです。
その理由は・・・TEDで語られているリーダーとしての資質なのでしょう。
他にもTEDにはお薦めがたくさん
他にもTEDにはお薦めムービーがたくさんあります。日本人も多くの方が公演されており、中でも私のおすすめは北海道でロケット開発をされている植松努さんです。
ひょっとしたら以前にもブログで紹介したかもしれません(記憶があいまい^^;)。
植松さんは町工場の冴えないオヤジさんという風貌なのですが、その朴訥な語り口から語られる言葉に心が震えます。時間は20分ほどなのですが、貴方の人生が変わるかもしれない20分間です。
再生時間が3分と短いので気軽に観られるムービーです。内容はムーブメントがどうやって起きるのかを解説しているのですが、ムービーの内容とあいまって、楽しく視聴することができます。
まとめ ー TEDには宝が埋まっている
TEDには気づきを呼び起こすムービーが山のようにあります。あまりにも有名すぎて紹介しませんでしたが、スティーブ・ジョブズの講演もありますし、再生回数一位のケン・ロビンソン氏のTEDもお薦めです。
TEDはある意味宝の山といってもいいかもしれません。疲れたときや悩みがあるときなどにTEDを観ているだけで勇気をもらえます。
自己啓発だけではなく、深海生物の生態など、自分が知らない世界のことを気軽に知ることもできたりします。
再生回数が多いものから観ていけば、大きく外すことはないので、お手すきのときにでも是非ともご覧になっていただければと思います。
きっと貴方の琴線に触れるムービーに出会えるでしょう^^
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