この時期になると引退するプロ野球選手が話題になります。今年は阪神でも安藤優也投手と狩野恵輔選手が引退を発表しました。
(出典 Wikipedia)
安藤選手は39歳ですが、狩野選手は34歳での引退ですね。
狩野選手は今季は選手会長も務めてましたし、勝負強いバッティングは有名だったので、早すぎる引退のような気もします。ただ引退会見では、腰の怪我のことを話されていたので、ずっと怪我が治らなかったのでしょう。
安藤選手、狩野選手は二人とも阪神タイガースのユニフォームのまま選手人生を終えたのですが、阪神から移籍した選手のその後が気になったので、少し調べてみました。
調べた選手は中継ぎ投手と呼ばれる選手です。ちょっと前にグラゼニという野球漫画を読んだのですが、このマンガの主人公は中継ぎ投手なのです。野球漫画としては非常にめずらしいと思います。野球漫画の主人公はほとんどがエースか4番ですから。
グラゼニはプロ野球好きにとってはすごくおもしろいマンガなので、また折を見て紹介したいと思います。
江草仁貴選手 阪神 – 西武 -広島と移籍。今季で引退
阪神ではJFKへのつなぎ役として、優秀なセットアッパーでした。JFKにちなんで、桟原や橋本と江草の3人でSHEという呼ばれ方もあったと思いますが、あまり流行らなかったようです。
2011年に西武に移籍、2012年にはさらに広島に移籍しました。調べてみたら江草投手は広島出身で、子供の頃は広島ファンだったそうです。引退する球団が広島でよかったのかもしれません。
金澤健人選手 日ハム – オリックス – ソフトバンクと移籍。2013年に引退
長身のから投げ下ろす球威のあるストレートが印象的な選手でした。阪神に在籍していたときは中継ぎとして登板数が多く、2年目に50試合に登板しています。
日本ハム、オリックス時代はあまり活躍できなかったのですが、2010年に移籍したソフトバンクでは大活躍をします。
2011年に中継ぎとして53試合に登板し、防御率が1.66と優秀な結果を残しています。他球団とはいえ、元阪神にいた選手が大活躍すると嬉しく感じるのは私だけでしょうか^^
その後、2013年に現役を引退し、現在はソフトバンクで打撃投手を務めておられるようです。
桟原将司選手 西部に移籍。2012年に引退
スリークォーターからの最速150km/hの速球を武器に中継ぎとして活躍しました。新人なのに登板数が多かったので、投げていた当時に心配していた記憶があります。調べてみると、ルーキーイヤーこそ44試合に登板していますが、その後は26試合、15試合と登板数が減っています。
桟原選手といえば、何と言っても115試合連続無敗記録ですね。当時は随分とニュースになっていました。
2012年に引退したあとは、飲食業に転身し、今は大阪で「とり焼き さじ」というお店を開いておられるようです。普通の焼き鳥ではなく、焼き肉の鶏版、というコンセプトはおもしろそうですね。
まとめ ー 阪神には印象的な中継ぎ選手が多い
阪神には印象的な中継ぎ投手が多いと思うのは私だけでしょうか。
1985年の優勝時に大活躍した福間納投手は「福間、谷間、福間、谷間」と呼ばれるほと登板数が多いことで有名でした。
プロ野球選手という高級スポーツカーに乗っているとイメージがありますが、「たむじい」の愛称で親しまれた田村勤投手は、車に興味がなかったのか、ママチャリで球団事務所を訪れるなど、話題には事欠かない選手ばかりでした。
伊藤敦規選手や久保康友選手なども活躍したなー。
ともあれ、安藤優也選手、狩野恵輔選手、お疲れ様でした!
追記 ー 安藤&狩野のバッテリーと江草投手の胴上げ
安藤選手と狩野選手が引退試合でバッテリー組んだそうです。2009年の開幕コンビの復活です。打者一人だけだったようですが、引退試合でこのバッテリーって粋なはからいですね。
引退する江草投手を阪神の選手が胴上げしました。
プロ野球選手はどんなに名選手でも、引退という避けては通れないイベントが待ち受けています。そのときに祝福してもらえる選手は幸せですね。
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