今日は少し真面目な話です。昨日のブログで、ゲーム会社の勤務時間が長いことを書きました。
でも長時間働くことが、必ずしも組織に貢献しているという訳ではありません。
別にゲーム会社でなくても、普通の会社でも同じこが言えると思います。残業、休日出勤を繰り返して長時間働く社員が会社に貢献しているとは限らないのです。
見城徹氏の部下の話
見城徹氏の部下に、すごく真面目な社員が居たそうです。彼に仕事を頼むと残業や休日出勤を厭わず働き、時には徹夜までして仕事に取り組んでいました。ただ、悲しいことにあまり仕事の結果は出なかったそうです。
ある日、見かねた見城氏はその社員に対してこう言ったそうです。
「俺は結果しか見ないよ」
上記のエピソードは記憶に頼って書いたので、文章の枝葉は異なっているかもしれません。ご容赦いただければと思います。
社会人である以上、結果が全て
見城氏が部下に対して話したように、仕事に置いては結果が全てです。長時間働いたかどうかは関係ありません。
たとえば・・・
プロ野球選手であれば、
「僕は毎日12時間練習します! だから年俸を上げてください」
という選手は居ません。
飲食店であれば、
「仕込みに20時間かけた特製料理です!」
でも、美味しくなければ客は来ないでしょう。
毎日12時間働いて契約がゼロの営業と、一日に1時間の労働でも1件の契約が取れる営業では、後者の方が会社に貢献しているのは明らかです。
長時間労働=貢献ではない
別にブラック企業を容認している訳ではありません。私自身も過去にブラック企業だと感じた会社を退職したこともあります。
でも、勤務が長時間だからこの会社はブラックだ、と考える前に、自分がどれくらい会社に貢献しているのか。自分が経営者であれば自分を雇うのか、を一度考えてみてもいいかと思います。
そして早くお家に帰ろう
もし、自分が経営者であれば自分を雇わない、と思ったり、長時間労働をしているがあまり成果は出ていない場合は、仕事のやり方を変える必要があります。
働く時間を長くするのではなく、ね。
そして、私は会社に貢献している、結果を出している、という場合は・・・長時間労働などはせず、早く帰って家族と時間を過ごしましょう。
その時間は世界で一番幸せな時間だと思うので。
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