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ゲーム業界に入る方法をゲーム会社の人間が解説します。

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専門学校を訪問したりすると、ゲーム業界に入りたい、という学生が多くいます。でも、誰もがゲーム業界に入れる訳ではありません。

 

専門学校の先生と話していると、ゲーム業界に入れなかったために、まったく違う業種に就職する学生も多いようです。映像制作会社とか、ゲーム業界に近い業種ならともかく、中にはコンビニでバイトする学生さんも居るようです。

 

私自身は業界に20年近く居るので、ゲーム業界に入りたい方へのアドバイスになることを願って、ゲーム業界に入る方法を書いてみます。ゲーム業界を目指している若い人への一助になれば幸いです。

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最初は会社を選ばない。どこでもいいから入社しよう。

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入りたいゲーム会社があった場合、まずはその会社に応募することは良いことだと思います。でも、もしダメだったら、その会社に固執せずに、さっさと他の会社を受けましょう。

 

ゲーム会社は中途も新卒も待遇はそれほど変わりません。仕事ができるかどうかが一番重要なので、新卒で入れなかったからといって気にすることはありません。スクエニさんやセガさんでも中途入社した社員は山ほどいます。

 

どうしても入りたい会社があるので、就職浪人しながらコンビニで働き、その会社を目指す、といった学生さんとお会いしたことがあります。その気持ちは尊重したいのですが、コンビニで働く行為は愚の骨頂といっていいかと思います。

 

アルバイトする時間はその人が本来希望する職種と異なる作業をすることになります。仮にデザイナー志望なら、コンビニで働いている間はデザインの仕事をすることはもちろんできません。

 

それよりは他のゲーム会社に入って、デザインの仕事をしながらスキルアップしたほうがよっぽど良いでしょう。私の知っている限り、新卒を採らないゲーム会社はあっても、中途を採らないゲーム会社はありません。

 

会社から見れば新卒はすぐには戦力にならない存在です。

  • 即戦力にはならない
  • 教える必要がある
  • 仕事以外にも手間がかかる

ちょっときつい書き方かもしれませんが、採用する側の本音です。新卒が開発ラインに入って戦力として数えられるようになるには、半年くらいの期間が必要です。電話や来客の応対などの、社会人としての対応も教える必要があります。

 

そのため中小のゲーム会社だと、中途しか採用しない会社も多くあります。どこか別の会社で、経験やビジネスマナー、社会人としての常識などを身に着けた、第二新卒のほうがはるかにありがたいのです。

 

待遇にも勤務形態にもこだわらない

給料や正社員であることにもこだわらないようにしましょう。派遣やアルバイトでも全くかまわないと思います。コンビニなどの他業種に行くよりははるかにいいです。

 

初任給や年間休日などを気にする学生さんも居ますが、長い社会人生活で、最初の数年の給料などを気にする必要はないでしょう。入社してしまえば経験者なので、あとはスキルを磨き、条件の良い会社に転職すればいいのです。

 

別業種で9時5時の会社をみつけて、そこで給料を確保しながら、スキルアップしてゲーム会社に、という考えかたは止めておきましょう。仕事している時間というのは自分が想像しているよりもはるかに長いものです。待遇はアルバイトであっても、その時間をゲーム開発の勉強している、と考え、ひたすら知識と経験を積み重ねましょう。お金をもらいながら勉強することができると考えれば良いのです。そして頃合いをみて、条件の良い大手ゲーム会社に転職しましょう。

 

ただ、アルバイトであっても目の前の仕事には真剣に取り組みましょう。目の前の仕事に真剣になれない人は、他の仕事でも結果を出すことはできません。

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プランナーは手に職を

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ゲームの企画をやりたい。
自分の思うようなゲームを作りたい。

という思いからプランナーを目指す方も多いと思います。

 

えー・・・プランナーになるのはあきらめましょう。

 

というと言い過ぎですね。失礼しました。

 

プランナーは必要とされる人数が少ない

プランナーは採用の壁が高いと考えて間違いありません。デザイナーやプログラマーであれば、新卒でも多少は戦力になります。でもプランナーは即戦力にはなりづらく、入社のハードルが高いのです。またデザイナーやプログラマーに比べ、チームに占める人数の割り合いが少ないので、採用そのものが少ないというのもあります。

 

ゲームを普段から遊ばれている方であれば、グラフィックのリソースがどれくらいあるのかすぐに分かると思います。もっといいのはスタッフロールを確認してみることですね。スタッフロールで、デザイナーやプログラマーの人数とプランナーとを比較してみましょう。ほとんどのケースでデザイナー>プログラマー>プランナーになっているハズです。

 

プランナー以外のスキルを身に付けると良い

プランナーとしてゲーム業界に入るには、逆説的ですが、プランナー以外のスキルを身に付けるといいでしょう。プログラムでも、デザインでも、サウンドでも良いので、自分の得意分野を作りましょう。プランナーはプロジェクトの進行管理を担当することも多いので、プログラムやデザインなどの知識があれば、進行管理がやりやすくなるのもメリットです。

 

ゲームの内容にもよりますが、プランナーがスクリプトを組むこともあるので、プログラムに抵抗がなければ、Luaなどのスクリプト言語を勉強しておくと良いでしょう。

 

どうしてもプランナーを狙うのならスマホ系ゲーム会社がお薦め

プランナーにこだわりがあり、どうしてもゲームの企画をやりたい、という方は、スマホ系のゲーム会社を狙いましょう。

 

コンシューマの開発は前述したように、チームの人数に占めるプランナーの割り合いが少ないのですが、スマホゲームの場合はプランナーが多く必要です。いうまでもなく「運営」があるからです。

 

大規模なスマホゲームの運営だと、必ず定期的にイベントを開催しています。そのイベント作成にはプランナーが活躍します。大規模なスマホゲームだと、プランナーがチームを組んで、二交替で交互にイベントを作成している会社もあります。

 

セカンダリ市場といわれるソーシャルゲームの運営をメインにやっている会社であれば、常時プランナーを募集していることもあります。

 

 

2015年と少し古い記事で恐縮ですが、セカンダリ市場はまだ伸びると考えていいでしょう。

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ゲーム会社ではない異業種に入るのも一つの手段

どうしてもゲーム会社に入れなかったときは、ゲーム業界に近い異業種に入りましょう。

 

たとえばデザイナーであれば、放送系やパチンコ・パチスロなどの映像製作会社、Webなどのデザイン会社に。プログラマーであれば、システム系のエンジニアなどです。

 

実際のゲーム会社には、近い業種からの転職者が数多くいます。

 

別業種で2-3年勤務して、プログラムやデザインの腕を磨き、社会人経験やビジネスマナーを身に着けた第二新卒は、あっさりとゲーム会社に採用されたりします。

 

新卒は転職エージェントを使わない

学生もしくは新卒の方は、転職エージェントは使わないほうがいいでしょう。企業のWebサイトから直接応募するようにしましょう。

 

というのも、転職エージェントを通して採用すると、企業はエージェントに大体100万円以上のお金を払う必要があります。自社のサイトから応募してくれれば無料です。どちらが採用されやすいかは一目瞭然でしょう。

 

ほとんどのゲーム会社には、自社のWebサイトにリクルートのページくらいはあるはずです。それを大いに利用しましょう。

 

中途採用は転職エージェントも活用しよう

どのゲーム会社も実力のある経験者を求めています。

新卒を一人採用するのに100万も払う企業は稀ですが、中途採用であればその金額を払う会社はいくらでもあります。なぜなら中途採用者は、すぐに会社にお金を運んできてくれるからです。

 

開発の会社の場合、人月計算でゲーム開発のプロジェクトを受託することはよくあります。プログラマー○名、デザイナー○名を今回のプロジェクトにアサインするので、○名 X ○○万円を毎月いただきます、というような契約ですね。もちろん別途、成果物も設定しますが。

 

要は上記のような人月契約の場合、中途で実力のあるスタッフであればすぐにそれに組み込むことができます。新卒だとそれが難しいのです。

なので、中途採用であればどの企業も欲しがっています。転職エージェントを利用して、一番条件のいい会社に就職するようにしましょう。

 

一度不採用になってもあきらめない

どうしても入りたい企業がある場合は、応募して不採用になったとしても、あきらめずに再度応募しましょう。ただし少し期間は空けたほうがいいですね。1年くらい期間を空けて、作品を作り直して再度応募してみましょう。

 

ゲーム会社の採用はプロジェクトや社内状況に影響されることが多々あります。

  • プロジェクトの関係でデザイナーが必要になった。
  • プログラマーが退職して空きが出た。
  • 次期開発プロジェクトへの人員を確保したい。
  • 採用担当者が変更になった。

時間が経てば、上記のように応募したときと会社の内部状況が変化していることはよくあります。一定期間を空けて、再度チャレンジしてみましょう。

 

私が以前に所属していた会社でも、中途採用で入ってきたデザイナーが、

「私は一度、落とされたんですけど、何で今回は採用になったんですか?」

と不思議そうに聞かれたことがあります。

 

そのときは採用担当者が変わっていたことと、ちょうどデザイナーで退職者が出て、欠員が出たからだったのですが。

 

まとめ ー 是非ともゲーム業界に^^

ゲーム会社は労働時間が長く、色々ときつい面もたしかにあります。でも、ゲーム好きな人には楽しい業界であることは間違いありません。是非とも多くの方にゲーム業界に参加して欲しいと心から願っています。