誰も見ていない時間

ゲーム、読書、マンガ、ライフハックなどの雑記

MENU

ゲーム業界に入る方法

f:id:kitahana_tarosuke:20170712221015j:plain

専門学校を訪問したりすると、ゲーム業界に入りたい、という学生が多くいます。でも、誰もがゲーム業界に入れる訳ではありません。

 

それほど入るのが難しい業界だとは思わないのですが、専門学校の先生と話していると、ゲーム業界に入れなかったために、まったく違う業種に就職する学生も多いようです。

 

役に立つかどうかは分かりませんが、一応、業界に20年近く居るので、ゲーム業界に入る方法を書いてみます。ゲーム業界を目指している若い人への一助になれば幸いです。

 

最初は会社を選ばない。

入りたいゲーム会社があった場合、まずはその会社に応募することは良いことだと思います。でも、もしダメだったら、その会社に固執せずに、さっさと他の会社を受けましょう。

 

ゲーム会社は中途も新卒も待遇はそれほど変わりません。仕事ができるかどうかが一番重要なので、新卒で入れなかったからといって気にすることはありません。

 

どうしても入りたい会社があるので、就職浪人しながらコンビニで働き、その会社を目指す、といった学生さんとお会いしたことがあります。その気持ちは尊重したいのですが、コンビニで働く行為は愚の骨頂といっていいかと思います。

 

アルバイトする時間はその人本来の職種と異なる作業をすることになります。仮にデザイナー志望なら、コンビニで働いている間はデザインの仕事をすることはもちろんできません。

 

それよりは他のゲーム会社に入って、デザインの仕事をしながらスキルアップしたほうがよっぽど良いでしょう。私の知っている限り、新卒を採らないゲーム会社はあっても、中途を採らないゲーム会社はありません。

 

会社から見れば、新卒は、役に立たない、教えないと行けない、手間がかかるただの人、です。どこか他の会社で、経験やビジネスマナー、社会人としての常識などを身に着けた、第二新卒のほうがはるかにありがたいのです。

 

待遇にも勤務形態にもこだわらない

給料や正社員であることにもこだわらないようにしましょう。派遣やアルバイトでも全くかまわないと思います。他業種に行くよりははるかにいいです。

 

初任給や年間休日などを気にする学生さんも居ますが、長い社会人生活で、最初の数年の給料などを気にする必要はないでしょう。入社してしまえば経験者なので、あとはスキルを磨き、条件の良い会社に転職すればいいのです。

 

別業種で9時5時の会社をみつけて、そこで給料を確保しながら、スキルアップしてゲーム会社に、という考えかたは止めたほうが良いと思います。仕事している時間というのは自分が想像しているよりもはるかに多いものです。待遇はアルバイトであっても、その時間をゲーム開発の勉強している、と考え、ひたすら知識と経験を積み重ねましょう。お金をもらいながら勉強することができると考えれば良いのです。そして頃合いをみて、条件の良い大手ゲーム会社に転職しましょう。

 

ただ、アルバイトであっても目の前の仕事には真剣に取り組みましょう。目の前の仕事に真剣になれない人は、他の仕事でも結果を出すことはできません。

 

プランナーは手に職を

ゲームの企画をやりたい。
自分の思うようなゲームを作りたい。

という思いからプランナーを目指す方も多いと思います。

 

えー・・・プランナーになるのはあきらめましょう。

 

というと言い過ぎですかね。失礼しました。

 

ただプランナーは採用の壁が高いと考えて間違いありません。デザイナーやプログラマーであれば、新卒でも多少は戦力になります。でもプランナーは即戦力にはなりづらく、入社のハードルは高いと思います。またデザイナーやプログラマーに比べ、チームに占める人数の割り合いが少ないので、採用そのものが少ないというのもあります。

 

プランナーとしてゲーム業界に入るには、逆説的ですが、プランナー以外のスキルを身に付けるといいと思います。プログラムでも、デザインでも、サウンドでも良いので、自分の得意分野を作りましょう。プランナーはプロジェクトの進行管理を担当することも多いので、プログラムやデザインなどの知識があれば、進行管理がやりやすくなるのもメリットです。

 

ゲームの内容にもよりますが、プランナーがスクリプトを組むこともあるので、プログラムに抵抗がなければ、Luaなどのスクリプト言語を勉強しておくと良いでしょう。

 

ゲーム会社ではない異業種に入るのも一つの手段

どうしてもゲーム会社に入れなかったときは、ゲーム業界に近い異業種に入りましょう。

 

たとえばデザイナーであれば、放送系やパチンコ・パチスロなどの映像製作会社、Webなどのデザイン会社に。プログラマーであれば、システム系のエンジニアなどです。

 

実際のゲーム会社には、近い業種からの転職者が数多くいます。

 

別業種で2-3年勤務して、プログラムやデザインの腕を磨き、社会人経験やビジネスマナーを身に着けた第二新卒は、あっさりとゲーム会社に採用されたりします。

 

それと他業種からのゲーム業界に転職するときに、転職エージェントは使わないほうがいいでしょう。企業のWebサイトから直接応募するのが良いと思います。

 

というのも、転職エージェントを通して採用すると、企業はエージェントに大体100万円以上のお金を払う必要があります。自社のサイトから応募してくれれば無料です。どちらが採用されやすいかは一目瞭然でしょう。

 

ほとんどのゲーム会社には、自社のWebサイトにリクルートのページくらいはあるはずです。それを大いに利用しましょう。

 

一度不採用になってもあきらめない

どうしても入りたい企業がある場合は、応募して不採用になったとしても、あきらめずに再度応募しましょう。ただし少し期間は空けたほうがいいでしょう。1年くらい期間を空けて、作品を作り直して再度応募してみましょう。

 

ゲーム会社の採用はプロジェクトや社内状況に影響されることが多々あります。

 

  • 以前はデザイナーは募集していなかったが、プロジェクトの関係で必要になった。
  • プログラマーが退職して空きが出た。
  • 次期開発プロジェクトへの人員を確保したい。
  • 採用担当者が変更になった。

時間が経てば、応募したときと会社の内部状況が変化していることはよくあります。一定期間を空けて、再度チャレンジしてみましょう。

 

私が以前に所属していた会社でも、中途採用で入ってきたデザイナーが、

「私は一度、落とされたんですけど、何で今回は採用になったんですか?」

と不思議そうに聞かれたことがあります。

そのケースでは採用担当者が変わっていたことと、ちょうどデザイナーで退職者が出て、欠員が出たからだったのですが。

 

最後に

 

ゲーム会社は労働時間が長く、色々ときつい面もたしかにあります。でも、ゲーム好きに取っては楽しい業界であることは間違いありません。是非とも多くの方にゲーム業界に参加して欲しいと心から願っています。