AfterEffectsというツールが好きです。実はPhotoshopよりも好きです。
のっけから何を書いているんだと思われるかもしれません。
大工に置き換えると、「俺はノコギリよりもカンナの方が好きだ」と言っているようなものですから。
(そんな大工、居ないだろーなー)
でも、どうしても私は道具に愛着を持ってしまうデザイナーのようです。弘法筆を選ばず、とはとてもいかなくて、筆を選びまくってます。
今回は私が愛用しているAfterEffectsのサイトを紹介します。
- AE使いの中では最も知名度の高いayato@web
- 力押しでAfterEffectsで遊ぶバカ・アフター
- VIDEO COPILOTはチュートリアルも秀逸
- スクリプトや仕事に役立つ記事が多いAEP Project
- 初心者向けのコンテンツが充実しているAfter Effects Style
- 3dsMAXとの組み合わせが多いmaxafter
- まとめ ー 今回紹介したサイトはどれもお薦め!
- おまけ ー 技術系の解説が充実しているコンポジゴク
AE使いの中では最も知名度の高いayato@web
AfterEffectsを使い始めたときに何度もお世話になったサイトです。毎日アクセスし、様々なチュートリアルを舐めるように見ていました。
スタンダード版とプロ版の違いの解説があったり、ショートカットの情報が昔のものだったり、少し情報が古くなっているところもありますが、チュートリアルは今でも十分に役に立ちます。
ayato@webはAE使いの中では非常に有名なサイトです。
以前にayato@webで参考にしたエフェクトを盛り込んでクライアントさんに見せたら、あ、これはayato@webで紹介していたやつですねー、と即座に指摘されたことがあります。さすがに赤面して、穴があったら入りたいくらいでした・・・。
力押しでAfterEffectsで遊ぶバカ・アフター
AEの標準機能だけで力技でエフェクトを作成したかと思えば、TrapcodeやElements3Dなどのサードパーティ製の最新のプラグインを使用した作例を紹介したりと、AEを用いたパワフルな映像をたくさんアップされています。
驚愕したのはAfterEffectsのシェイプレイヤーだけでロボットや電車を作成した記事です。ちょっとでも3Dツールを触ったことがあれば、そちらを利用したほうがはるかに手っ取り早いのですが、全てAfterEffectsで作ってしまうあたりに、作者のAEへの愛情を感じます。
VIDEO COPILOTはチュートリアルも秀逸
Elements3DやOptical Flareといったプラグインを販売しているVIDEO COPILOTはチュートリアルも秀逸です。
どれも秀逸なのですが、中でも実写合成でエフェクトのコースティクスが綺麗に表現されているのがいいですね。
コースティクスとはグラスをテーブルにおいたときに、テーブルに映り込む集光現象のことです。実写合成のときはこれがあるとないとでリアル感が全然違ってきます。
以前に紹介した無料プラグインであるSaberもVIDEO COPILOT製です。
スクリプトや仕事に役立つ記事が多いAEP Project
バリバリ映像を作るというチュートリアルよりも、作業を効率化するスクリプトやファイルのリンク切れを防ぐテクニックなど、仕事に役立つ記事が多く掲載されています。
スクリプトの作成の仕方やマーカーの基本など、チュートリアルあるというよりはTIPS系の記事が充実しています。
以前に仕事で工数がかかる単純作業があったのですが、AEP Projectで紹介されているスクリプト一発で自動化できたこともありました。
初心者向けのコンテンツが充実しているAfter Effects Style
タイトルにあるように初心者向けの解説やチュートリアルが充実しています。初心者向けといっても、AfterEffectsでのエフェクト作成は、エフェクトを重ねて重ねてクオリティアップしていくことが多いので、一つ一つの解説は上級者にも役に立ちます。
AfterEffectsを使ったことがない人でも、Apple好きな人であれば、ライトフローっぽいエフェクトは見たことがあるのではないでしょうか。
そしてこちらがAfter Effects Styleの作例です。
あ、こうやって作っているんだなー、というのが分かるとおもしろいですよねー。
3dsMAXとの組み合わせが多いmaxafter
AfterEffects単体のチュートリアルも多くありますが、3dsMAXと組み合わせた記事が多く掲載されているのがmaxafterです。
![](http://www.daremomiteinai.com/wp-content/plugins/a3-lazy-load/assets/images/lazy_placeholder.gif)
VIDEO COPILOTと同じく英語のサイトですが、この手のチュートリアルは操作画面が動画で紹介されているので、そんなに戸惑うことはないでしょう。
3dsMAXでモデルを作成し、Elements3Dにモデルデータを読み込んで、モーショングラフィックスとして表現するなど、3Dツールと組み合わせたチュートリアルが秀逸です。
3dsMAXユーザーであればぜひ!
まとめ ー 今回紹介したサイトはどれもお薦め!
Photoshopのチュートリアル記事は国内、国外を含めてたくさん紹介されていますが、AfterEffectsはそれに比べると少ないかもしれません。
でも今回紹介したサイトは、どれも自信を持ってお薦めできるサイトですので、是非とも参考にしていただければ幸いです。
AEを使わない人でも、映像好きな人であれば見ているだけで楽しめる映像が山盛りです!
おまけ ー 技術系の解説が充実しているコンポジゴク
チュートリアルではないのですが、AfterEffectsの技術系の解説をされているブログを紹介します。
タイトルが良いですねー。
AEでエフェクトを作っていたりすると、コンポの数がつい増えてしまってネスト(入れ子)状態になって訳がわからなくなることがあります。本当にコンポジゴク、というような感じです。
こちらのサイトは技術系の解説が素晴らしいです。加算とスクリーンの違いをきちんと理解しているデザイナーはどれくらい居るのでしょうか?
(あ、ちなみに私は理解していません^^;)
読めば勉強になる、というのはまさしくこういう記事のこというのでしょう。私も見習わないと。
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