レッドオーシャンとブルーオーシャンという言葉は、マーケティングでよく聞く言葉ですね。
ご存知の方も多いと思いますが、まずは用語について簡単に解説します。
レッドオーシャンとは?
競争が激しい既存市場をレッドオーシャンといいます。本によってはレッド・オーシャン戦略と書かれていたりもしますが、同じ意味ですね。
「今のスマートフォンのゲーム市場はレッド・オーシャンだ」
というような使い方をします。市場は大きいが競争が激しい、もしくは過当競争になっている市場のことをいいます。
ブルーオーシャンとは?
競争相手が居ない新しい市場がブルーオーシャンです。前述したように本によってはブルー・オーシャン戦略ともいいます。
競争相手がいないニッチ産業や、全く新しいマーケット(そう簡単に新しいマーケットはないですが)がブルーオーシャンです。
ゲーム業界で例を上げると任天さんのWiiがブルーオーシャンの代表例といわれています。
ニンテンドーのハードはファミコンの発売以降、右肩下がりでした。特にWiiの一つ前の機種であるゲームキューブは、ニンテンドー64を大きく下回る販売台数でした。
そのためWiiもPS3とXboxという高機能機種に挟まれて埋没するといわれていたのですが、Wiiリモコンという全く新しい新機軸を打ち出して、既存の顧客層とは違った、ファミリー層の獲得に成功しました。
スマホゲームにおけるブルーオーシャン
スマホゲーム市場はレッドオーシャン状態だとよくいわれています。開発費をブログに記載したりすることはもちろんできないのですが、ちょっとびっくりするくらいの開発費をかけたゲームが、1年も持たずにサービス終了することが日常茶飯事になってきつつあります。
そんなスマホゲームのマーケットでも、ブルーオーシャンは存在します。
少し古い記事で恐縮ですが、CEDEC2015というゲーム開発者向けのカンファレンスでの「ドリフトスピリッツ」というスマホゲームのセッションです。
詳細はリンク先を参照していただくとして、内容を要約すると、
「業界全体はレッドオーシャンでも、一つのジャンルに絞れば、ブルーオーシャンは存在する」ということがいえると思います。
2015年の当時、スマホゲーム市場はRPGはレッドオーシャンでしたが、レースゲームは他のメーカーが手を付けていないブルーオーシャンだったのです。
ではブログのブルーオーシャンは?
ブログ業界全体という見方はひとまずおいておいて、ジャンル別に考えると、間違いなくレッドオーシャンなのは「雑記ブログ」というジャンルでしょう。
- 誰でも簡単に始めることができる。
- 何を書いてもいい。
- 日記代わりに書く人も存在する。
- 参入者が多い。
見事なくらいレッドオーシャンですね。まあ、その代わりに気楽に更新できるというのがもちろんメリットなので、私自身は雑記ブログでいいやー、と開き直っていたりもするのですが。
ではブログのジャンルにおけるブルーオーシャンはというと、何かのジャンルに特化した専門ブログ、ということになると思うのですが・・・
正直なところ分かりません^^;
ごめんなさい。このジャンルがブログのブルーオーシャンだ!、と分かっていれば、たぶん誰にも言わずに、そのジャンルのブログを始めていると思います。
分からないので、今はひたすら自分の好きなこと、興味のあること、人の役に立つようなコンテンツを雑記ブログという形で更新しています。
もしブログのブルーオーシャンをご存知の方はこそっと教えてくださいw
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