マンガ レビュー

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坂本ですが? このマンガがすごい2014年版の第二位にランクインした作品

「坂本ですが?」はこのマンガがすごい!2014の第二位にランクインした作品です。 「このミステリーがすごい!」や「このライトノベルがすごい!」にランクインする作品っていつも気になります。「坂本ですが?」もずっと気になっていたので、この連休中に一気買いして読んでみました。 ちなみに以前に紹介したダンジョン飯は「このマンガがすごい!オトコ編」の2016年どの第一位にランクインしています。 ダンジョン飯 5巻 複雑に張り巡らされた伏線を考える 書籍でもマンガでも紹介するときは、いつもネタバレにならないかどうかが心配なのですが、この作品については気にしなくても良さそうです。2014年作品ということもあ…
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DEATH NOTE(デスノート)の解決していない3つの謎の考察

今更ですが、DEATH NOTE(デスノート)を全巻購入して読んでみました。 もちろん過去に一度読んだことがあったのですが、近くの古書店で全巻まとめ売りしていたのでつい買ってしまいました。 ストーリーはご存知の方も多いと思います。 名前を書かれると死ぬノート(DEATH NOTE)を手に入れた主人公の夜神月(やがみ らいと。以下、文中ではライトと表記します)が、悪人の名前をノートに書くことで理想の世の中を作ろうとします。 立ちはだかるのが世界中の警察を動かすことができる探偵のL(エル)と、その後継者であるメロとニアです。 デスノートの持ち主である死神リュークや、ライトの父親である夜神総一郎、ラ…
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ダンジョン飯 5巻 複雑に張り巡らされた伏線を考える

異世界ものには流行があるような気がします。少し前までは異世界+転生ものが多かったようですが、今の流行りは異世界+ご飯ものではないでしょうか。 マンガだとダンジョン飯、小説だと異世界食堂がその奔りのような気がするのですが、いかがでしょうか。 (私の個人的な感想です。発売年月日を調べたわけではないのであしからず) (出典 ダンジョン飯) ダンジョン飯というと、ファンタジー世界を舞台にダンジョン内に巣食う魔物を食材として、水炊きやタルト、シチュー、塩ゆで、蒲焼きなどの現代的な料理方法を組み合わせて、リアリティを持たせたことで人気を博しています。 私自身も発売されたらデフォルトで購入するマンガの一つな…
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マンガ レビュー ブラック企業をやめて上海で暮らしてみました

「ブラック企業やめて上海で暮らしてみました」(C)扶桑社(初田宗久:原作 にしかわたく:漫画) 40歳で会社を辞めて、海外に語学留学、というだけでまず驚いてしまうのですが、それだけではなく、中国語をマスターして、現地で就職までしてしまうのでさらに驚きです。 とはいえ、サクセスストーリーという訳では決してありません。 ブラック企業から上海へ 主人公が勤務するのは徹夜が常態化し、ミスをすると上司から1時間も説教されるようなブラック企業です。そんな主人公の唯一の楽しみは、年に1回か2回行く中国や台湾へのアジア旅行でした。 過酷な現場への左遷、連日の徹夜作業、そして上司からの「お前の代わりなんかいくら…
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マンガ評 君死シニタマフ事ナカレ 第1巻 超能力を持った高校生の戦場

www.youtube.com 週末に足を運んだ本屋さんで、PVが流れていました。 全く知らないマンガだったのですが、このPVに惹かれて購入しました。 超能力を持った高校生の戦場 最初に思ったのは、ありそうでありえない世界観の設定、でした。 石油資源が枯渇した世界。 世界的規模に広がる紛争。 武力介入を求められる国際的な圧力。 憲法で銃砲の使用を禁じられた日本。 大人になると消える超能力。 結果的に超能力を持った高校生達が戦場に送り込まれます。超能力を使って敵と戦い、戦場で生き残る、というのが大筋なのですが・・・PVの内容そのままに、登場人物が割りとあっさりと死んでいきます。 主役級だろう、と…
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ハンターハンター 34巻 ヒソカVSクロロの死闘と王位継承戦の前触れ

ジャンプ系バトルマンガの最高峰、という紹介だけでは適切ではないかもしれません。 ハンターハンターというマンガは、見知らぬ土地への冒険、主人公の成長、張り巡らされた伏線、複雑な設定上での戦闘、特殊な状況下での頭脳戦、と様々な要素を含んでいます。 ときには直接の戦闘ではなく、選挙戦さえあります。選挙戦がマンガになるのか、と思われるかもしれませんが、見事なほどにマンガになっています。選挙戦が一番おもしろいエピソードだという人もいます。 それがハンターハンターという作品です。 そしてその奥の深さが連載と休載を繰り返しても、支持される理由ではないでしょうか。 HUNTER×HUNTER 34 (ジャンプ…
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機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝2 戦場としての宇宙空間

私はガンダム世代の人間です。 ガンプラにもハマりましたし、ゲームも「ギレンの野望」を中心によく遊んでいました。 ちなみにギレンの野望は、他のガンダムゲームとは一線を画する存在だと思っています。シミュレーションゲームには戦略級や戦術級といった分け方があります。ギレンの野望は比較的めずらしい戦略級シミュレーションゲームになります。 それだけではなく個別のユニットを動かす戦術的な要素もあり、シミュレーションゲームとして非常によく出来ています。ガンダムには詳しくなくても、シミュレーションゲーム好きの方にもお勧めです。 少し話が脱線しました^^; 機動戦士ガンダム サンダーボルトとは 漫画家の太田垣康男…
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プラチナエンド 第6巻 デスノートのコンビが贈る神を決める戦い

小畑健と大場つぐみというと「デスノート」や「バクマン。」という名作を生み出したコンビですね。デスノートは私も好きで、連載が終わってからかなり時間が経っているのにもかかわらず、このブログで謎について考察しています。 DEATH NOTE(デスノート)の解決していない3つの謎の考察 「プラチナエンド」はそのお二人によるバトルマンガです。そう書きつつもバトルマンガといってしまって良いのか悩む内容ですが。 「バクマン。」はデスノートとはまったく違った展開のマンガでしたが、プラチナエンドにはデスノートの雰囲気があります。身体を張ったバトル要素もあるのですが、天使から与えられた力をどう使うのかという頭脳戦…
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