停電・断水を経験して実際に役立つアイテム8選

災害対策

停電・断水時は、普段当たり前のように出来ていたことが、ほとんどできなくなります。昨日書いた断水時のトイレ対策などは一例で、他にも色々と苦労しました。

 

我が家などは台風の影響による一日の断水と停電だけだったので、今から考えるとまだ恵まれていたと思います。

 

北海道の震災、台風21号、西日本豪雨など、まだまだ現在進行系で災害と対峙されている方に、心よりお見舞いを申し上げます。

 

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今回は実際に停電と断水を経験して役に立ったアイテムと、これを用意しておけばよかったと思うアイテムを紹介します。

 

 

飲料水用の袋(背負い式)

とにかく必要なのが水です。そして中でも必要なのが飲料水です。我が家では幸いにもミネラルウォーターの備蓄があったので、それを利用しましたが、災害時には給水所から水を運ぶ必要が出てきます。

 

エレベーターなどが止まることも想定して、背負えるタイプのものが良いでしょう。

 

ポリタンク

 

トイレの水用にはポリタンクが良いと思います。背負うタイプよりは運びにくいとはいえ、大容量なので便利です。そして何よりも、普段から水道水を溜めておくことができます。

 

ただ、調べてみると、水道水を飲料水として保存する場合は期限があります。

くみ置きの保存期間 〜常温では3日、冷蔵庫で10日程度〜

  • 直射日光を避けて涼しい場所に保管すれば3日程度、冷蔵庫に保管すれば10日程度、消毒用の塩素の効果は持続します(日付をメモして貼っておくと便利です。)。
  • 保存期間が過ぎたら、掃除や洗濯にお使いください。

(出典元 東京都水道局)

飲料水として使用できるのは3日程度のようです。

 

断水を経験すると、人間って意外と水を使っていることに気づきます。我が家で苦労したのは、下記の4つでした。

  • トイレ
  • 顔を洗う
  • 歯磨き
  • 食器洗い

食器洗い用や歯磨きなどの口に入れるものはともかく、顔洗う用やトイレ用はそれほど期限を気にしなくても大丈夫なので、ポリタンクがお薦めです。

 

ウェットテッシュ

ウェットティッシュも断水時に重宝しました。

  • トイレ後
  • 外出後
  • 何かをこぼしたとき
  • 食器の拭き取り
  • 身体や顔を拭く

水が使えないと手も洗えなくなるので、トイレ後や帰宅時の手洗い代わりに、ウェットティッシュは本当に便利でした。

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ローソク 大5号

我が家の停電時には、ローソクが活躍しました。

私が住んでいる場所が大阪なので、窓を開ければ非常用電源などの何らか明かりは入ってくるのですが、それでも部屋の隅は真っ暗でした。

 

そんなときのローソクの灯りがこんなに明るいとは思いませんでした。ローソク 大5号で約2時間35分間、灯りを灯すことができるようです。

 

ただしローソクとはいえ火を扱いますので、可燃物の近くでは使用しないようにご注意ください。また転倒にも十分な注意が必要です。

 

LEDランタン

ローソクも良いのですが、火を扱うので転倒したときの怖さがあります。その場合は電池式のランタンがあると良いでしょう。

 

特に手回しで充電できるタイプを用意しておくと、電池が切れることを心配しなくていいので、気分的にすごく楽です。

 

ちなみに我が家でもキャンプ用に購入したランタンがあるのですが、停電時にどこにしまったのかわからず、結局ずっとローソクで生活していました(^^;

 

モバイルバッテリー

停電時にはPCでネットが出来なくなります。我が家にはノートPCがあったのですが、自宅のルーター用の電源が確保できず、ネットには繋げられませんでした。

 

そのため情報は全てスマートフォンで確認していたのですが、重宝したのがモバイルバッテリーです。

 

私が使用しているのは1回しか充電出来ないタイプですが、妻が利用しているこちらの商品はiPhone8で約4回の充電ができるので、停電時には安心して使用できました。

 

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは大量に備蓄してあったので本当に助かりました。飲むだけではなく、歯磨きやトイレにも使用してしまいました。

 

使った後の空きペットボトルは、水道水を入れて利用することもできます。

 

保冷剤

 

停電時は冷蔵庫が止まります。そのために必要なのが保冷剤です。最近の冷蔵庫は保温機能が優れていて、保冷剤があれば中の食品がかなり長持ちします。

 

我が家はキャンプ用に買った保冷剤を冷凍庫に入れっぱなしにしておいたのが幸いしました。停電時に保冷剤を冷蔵室に移したおかげで、一昼夜停電しても食品が痛むことはまったくありませんでした。

 

クーラーボックスを薦める方もおられますが、食品の移動やクーラーボックスそのものを用意する必要があることを考えると、冷蔵庫に保冷剤を入れてそのまま利用した方が遥かに良いでしょう。

 

まとめ ー とにかく水と明かりと保冷剤

停電・断水を経験して、とにかく必要だと感じたのは水と明かりです。断水を経験すると、日常生活でどれだけ水を使っていたのか実感できました。

 

食料品の確保よりも、とにかく水関係の対策をしておくことをお薦めします。

 

それと意外に役に立ったのが保冷剤です。ほとんどの家庭の冷蔵庫には、1-2日分の食料は入っていると思います。長期間の停電・断水なら話は別ですが、短期間であれば、乾パンやインスタントラーメンよりも冷蔵庫の食料の方が役に立ちます。

 

今回の停電・断水で保冷剤は本当に約に立ちました。普段は冷凍庫に入れておくだけですし、キャンプや運動会などのイベントでクーラーボックスを利用するときにも使えるので、保冷剤は間違いなくお薦めです。

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