フレンチパラドックスという言葉があります。フランスの方がチーズやバターといった乳脂肪、フォアグラのような動物性脂肪を多く摂っているのに、心臓病が少ないというパラドックスです。
近年ではその理由は赤ワインにあるといわれています。赤ワインにはポリフェノールが豊富に含まれており、それが心臓病や脳梗塞の原因になる動脈硬化を防ぐ働きがあることが分かってきました。
では、毎日赤ワインを・・・と行きたいところなのですが、実は私はあまりお酒が飲めないので、アサイージュースを購入してみました。
- ポリフェノールは動脈硬化を防ぐ
- アサイーには鉄分も多く含まれる
- スーパーフードに分類されるアサイー
- アサイー自体には味はないのでジュースやスムージーがお勧め
- 問題点は値段と糖分
- まとめ ー 乾燥肌が気になる人にもぜひ
ポリフェノールは動脈硬化を防ぐ
ポリフェノールはポリ(たくさん)のフェノールという意味で、栄養素別に分けると5,000種類以上あるそうです。
代表的なものをあげると、
- イソフラボン
- カテキン
- ルチン
- アントシアニン
などで、りんごやベリーなどの果物や野菜に含まれています。目に良いといわれているアントシアニンは、ブルーベリーに多く含まれていることで有名ですね。
そして冒頭に書いたように、ポリフェノールには抗酸化作用により、動脈硬化を防ぐ効果があることが分かっています。アサイーに含まれるポリフェノールは、ブルーベリーの約18倍です。
アサイーには鉄分も多く含まれる
鉄分は女性には必須だそうです。皮膚・粘膜の生成に欠かせない栄養素であり、シミやニキビを抑えて肌にハリをもたらす効果があります。
鉄分は体内でたんぱく質と結びついてコラーゲンを生成するそうです。特に口の周りにニキビができやすい人や、目の下にクマが現れやすい方は鉄欠乏性の可能性があります。
鉄分を補うための代表的な食品はレバーですが、アサイーにはレバーの約3倍の鉄分が含まれています。
スーパーフードに分類されるアサイー
2004年ごろからスーパーフードという言葉が使われるようになりました。調べてみたら、アメリカの医師スティーブン・プラット氏の書籍に由来しているようです。
スーパーフードの明確な定義はないのですが、一般的には栄養のバランスがよく栄養価が高い植物性食品がそれにあたります。日本スーパーフード協会では以下の食品をスーパーフードとして認定しています。
- アサイー
- スピルリナ
- マカ
- クコの実
- カカオ
- チアシード
- ココナッツ
- カムカム
- ブロッコリースーパースプラウト
- 麻の実
アサイーにはポリフェノールや鉄分の他に、カルシウムや食物繊維も多く含まれます。
アサイー自体には味はないのでジュースやスムージーがお勧め
アサイー自体には味はないそうなので、ジュースやスムージーなど、加工されているものが食べやすいと思います。私が購入したのもジュースタイプですね。写真はカットしたバナナにヨーグルトとシリアルを乗せたお手軽アサイーボウルです^^
アサイージュースに甘みがあるので、ヨーグルトと一緒に食べると良い感じです。
問題点は値段と糖分
ジュースタイプのアサイーだと飲みやすくて良いなー、と思っていたのですが、問題なのは値段と糖分です。
私が購入したジュースタイプのものだと1本1000円ちょっとです。いくらスーパーフードといってもちょっと高いですね。私は毎朝ヨーグルトと一緒に少しずつ飲むようにしています。
それとジュースタイプなので糖分も心配ですね。紹介している商品は砂糖、香料、着色料は不使用なのですが、それでも飲むと甘みがあるのでかなり糖分がありそうです。そのため以前はヨーグルトに甘みのあるシリアルを混ぜていたのですが、今は無糖のものに変えて、その分をアサイージュースで代用するようにしています。
まとめ ー 乾燥肌が気になる人にもぜひ
私がアサイージュースを飲むようになったきっかけは乾燥肌です。今は夏なので大丈夫なのですが、冬になって空気が乾燥してくると肌のかゆみに悩まされます。
自分の身体は半年前に食べたもので作られる、という言葉を聞いたことがあるので、今から美肌を目指して、肌に良い鉄分や抗酸化作用のあるポリフェノールを摂取を心がけています。
それに何よりも飲んでみるとツブツブ感があって美味しいです^^
コメント