まずは一枚の写真を確認していただこう。
画像に何かが映っているので、よく確認していただきたい。
本来ではありえないサイズの生物が存在するのが、おわかりいただけるだろうか。
正体不明の一枚の写真
(出展 Weird Whistable)
これは英デイリー・メールが報じたニュースに記載された写真である。
一見、のどかな港町の空撮写真だが、画面の右下にある生物が写っている。
カニである。
その大きさは推定で全長15m。港に陸揚げされた船がおもちゃに見えるくらいの巨大サイズだ。
場所はイギリス南東部のウィスタブル港で、この近海には同種のカニが生存することが確認されている。ただその全長は12cmから13cmで、写真のサイズまで成長することは考えられない。
世界最大のカニは日本近海に棲むタカアシガニで、その最大のものは全長が3.7mにも達する。それでも、推定全長15mともいわれる上記写真のカニには及びもつかない。
イギリスではこの正体不明の巨大ガニを、日本の怪獣である「ゴジラ」にちなんで「クラブジラ」と呼んで、その正体を探っている。
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Photoshopのお仕事
ごめんなさい。大ウソです。
一時期「クラブジラ」の写真はネットで話題になったので、ご存知の方もおられるかもしれません。
証明写真もすぐに見つけられたので、アップしておきます。
私もPhotoshopの作例の一つとして、過去にたい焼きの化石をPhotoshopで作成する記事を記載しました。
Photoshopを使えばこういうフェイク写真は簡単に作れるので注意が必要ですね。ただ個人的にはこういうひと目で分かるフェイク写真は、ユーモアがあって好きだったりします。
クラブジラを報じたのはハフポスト
クラブジラは2014年にハフポストが報じたことで話題になりました。
当時の記事のコメントにもデザイナーの方が、これなら簡単に作れる、と記載されています。
ハフポストはオンライン専用メディアということもあり、いくつか怪しい記事もあるようです。ただハフポスト日本版は朝日新聞社が合弁で事業を行っていることもあり、そこそこ信頼のおけるメディアという認識を持っていたので、これはマジかな、と思ったことを覚えています。目撃談を一緒に載せていることも信頼性を高めていますね。
巨大生物はロマンがあって好き
フェイクは置いておくとしても、こういう巨大海洋生物はロマンがあって個人的には大好きです。NHKの深海の超巨大イカも、画面にかぶりつくようにして観ていました。
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