私が戦国史を好きになった理由は司馬遼太郎でした。最初に読んだ小説が何だったのかは忘れてしまったのですが、下記のタイトルは繰り返し読んでいます。
- 関ヶ原
- 城塞
- 国盗り物語
- 戦雲の夢
- 夏草の賦
- 新史太閤記
他に「播磨灘物語」とか「覇王の家」とかも好きですねー。
司馬遼太郎は忍者を主人公にした小説も多いのですが、個人的には戦国武将が主人公のものが好きです。それも「関ヶ原」や「城塞」のように、主人公が武運拙く負けてしまう物語を好みます(性格が悪いのかも)。
「城塞」は主人公が小幡勘兵衛景憲だとすると負けてはいないのかもしれませんが。
その後、司馬遼太郎から吉川英治や山岡荘八、池波正太郎に手を広げて時代小説が好きになった、という形です。
さて、今日は小説ではなく、ちょっと変わった戦国モノのご紹介です。
(C)池田貴史 (C)株式会社ラフィン
職場ではネットラジオを流しっぱなしにしているのですが、ある時、J-POPのような心地よいノリのメロディーが流れてきました。
あ、良いメロディだな、と思って聞いていたのですが、どうも歌詞がおかしいのです。
良いメロディなのに、なぜか歌詞に違和感を感じる。
「ワドゥユセイ」はWhat do you say?、と頭の中ですぐに変換できる。
でも「セシユウセイ」はどう考えても英語に変換できない。
世襲制?、そんな訳ないよな。歌詞にあまり使われない言葉だし。
と思いつつも、歌のサビの部分になると「キミ ニ カトク ヲ ユズリタイ」と聞こえる。脳内変換すると「君に家督を譲りたい」となる。何度聞いてもそうとしか聞こえない。
いや、自分が戦国ヲタなので、認知バイアスがかかっているのでそう聞こえるのだろう。家督を譲る、なんて言い回しは歴史小説好きか、大河ドラマファンしか分からないハズだ。ましてやノリのいいJ-POPにそんな言葉が使われるハズがない。
そう思いつつ、どうしても気になったので、いったい何と言っているのか、帰宅してから調べてみたら・・・そのまんまの歌詞でした。
まじかー!!
ミュージシャンの池田貴史さんが作詞・作曲された「KATOKU」という曲だそうです。アーティスト名が「レキシ」となっていますが、池田貴史さんが音楽活動されるときのソロユニットの名称が「レキシ」というようです。
すごくいい曲です。それは間違いありません。ただ歌詞がすごく変特徴的なので、そのギャップで好みが別れるかもしれません。
調べてみたらダイハツの「トール」のCMソングにもなっています。
「KATOKU」が2ndシングルで、1stシングルは「SHIKIBU」というようです。こちらもいい曲ですねー。
これで当面の間、仕事をするときのBGMに困ることはなさそうです^^
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