2019年の阪神は間違いなく優勝するでしょう。
という阪神ファンの枕詞を書いたあとで、阪神が優勝する根拠を書いていきたいと思います。その理由は、このオフに阪神が行った補強にあります。
阪神はこのオフで、先発投手を二人獲得しました。
- 西勇輝投手
- オネルキ・ガルシア投手
貧打の阪神なのに、なぜ投手ばかりを補強するのだ、と思われる方もおられるかもしれません。でも、あと一人強打者を獲得すれば、来年の阪神は化けそうな気がします。
(出典 阪神タイガース公式サイト)
西投手には二桁勝利を期待しています!
防御率は下がったがそれでも2位
2018年の阪神の防御率は4.03でリーグ2位でした。チームの失点も628点でリーグ2位です。つまり阪神は最下位に沈んだとはいえ、投手力では上位に位置しています。
そして投手陣では、マテオとモレノは去りますが、ドリスの残留が決まりました。
- ドリス
- 藤川
- 桑原
- 高橋
- 能見
救援陣は充実していますし、さらに新加入でピアース・ジョンソン投手を獲得しています。
西とガルシアの加入もあり、防御率は2017年の3.29(リーグ1位)も期待できるのではないでしょうか。
2017年の阪神の順位は78勝61敗4分けで2位につけています。高い投手力を武器に、2017年の再来を狙えるでしょう。
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投手の勝利数から優勝を予想
プロ野球の勝敗を予想する手段として、投手の勝利数から考える方法があります。防御率1位だった2017年の投手成績と2019年の予想を表にしてみます。
選手名 | 2017 勝利数 | 2019 勝利数予想 |
秋山 | 12 | 8 |
メッセンジャー | 11 | 11 |
マテオ | 7 | – |
能見 | 6 | 3 |
高橋 | 6 | 3 |
岩貞 | 5 | 8 |
青柳 | 4 | 1 |
ドリス | 4 | 1 |
岩崎 | 4 | 2 |
桑原 | 4 | 5 |
岩田 | 3 | 3 |
藤浪 | 3 | 8 |
藤川 | 3 | 3 |
小野 | 2 | 8 |
石崎 | 1 | 0 |
竹安 | 1 | – |
松田 | 1 | – |
横山 | 1 | 0 |
才木 | 0 | 5 |
西 | – | 10 |
ガルシア | – | 12 |
ジョンソン | – | 2 |
合計 | 78 | 82 |
秋山は2017年に12勝したものの、昨年は5勝に終わりました。2019年は二桁、といいたいところですが、控えめに8勝と予想します。
メッセンジャーと新規加盟組の西、ガルシアは安定して勝利数を稼いでくれるでしょう。
ベテラン勢のリリーフ陣は少し控えめに星を予想しています。
岩貞と小野は二人とも昨年は7勝でした。若手であることから、2019年はそれを上回る勝利数ということで8勝と予想します。
そして阪神のエースになって欲しい藤浪は二桁勝利を期待したいところですが、昨季も5勝止まりだったことを考慮して、8勝にしています。
全体的に控えめな予想ですが、二桁勝利が期待できる選手が二人加わったことで、80勝できる条件が整ったと思います。
打線の強化も必要
投手力があるといっても、打線の強化ももちろん必要です。
来年、糸井と鳥谷は38歳、福留は42歳です。フル出場には厳しい年齢でしょう。
- 中谷
- 大山
- 糸原
- 陽川
20代の若手の奮起を期待したいところですが、2017年に20本塁打を放った中谷選手が、2018年は5本塁打に終わるなど、まだ安定した実力とは言えないのが実情です。
そこで必要なのがホームランが打てる4番打者の獲得です。
阪神にはまだ獲得資金に余裕がある
ロサリオを始め、2018年を最後に阪神を去った選手は複数います。
- ロサリオ 3億4千万
- マテオ 1億9千万
- 西岡 7500万
- モレノ 5700万
ざっと見積もっても6.6億円の年俸が浮いています。
新加入の選手を計算すると、
- 西勇輝 2億5千万
- オネルキ・ガルシア 1億7千万
- ピアース・ジョンソン 9000万
合計で5.1億円です。約1億5千万の差額があります。
今年の阪神は最下位に沈んだこともあり、選手の年俸は全体的に下がるでしょう。その分も考慮すれば阪神は獲得資金にまだ余裕があるのです。
まとめ ー 最後のピースは打てる4番打者
今年の阪神は堅実な補強をしていると感じています。打線は水物、といわれますが、投手力はある程度計算できます。
とはいえ、打力が必要なのも事実です。獲得資金に余裕はあるので、30本、100打点打てる選手が加われば、前年最下位からの優勝もあるのではないでしょうか。
というかあると信じたいw
追記 ー 阪神がジェフリー・マルテ選手を獲得
阪神が4番候補として元エンゼルスのジェフリー・マルテ選手と大筋合意したようです。メジャー通算30発の長距離砲ではあるのですが、活躍するかどうかは未知数ですね。
ロサリオもメジャー通算71発、韓国リーグでも2年連続30本塁打以上という成績だったのですが、活躍できませんでした。
是非とも活躍して欲しい!、と期待しつつも、日ハムを退団したレアードの方がよかったのでは、と考えてしまいます。
まあ、決まったものは仕方ないので、活躍してくれることを期待します!
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