ウィザードリィというゲームは理由は分かりませんが、なぜか無性に遊びたくなるときがあります。ハクスラ系のゲームが持つ魔力のようなものなのかもしれません。
ウィザードリィのゲーム概要と今遊べるウィザードリィのタイトルは?
ウィザードリィをご存知ない方は、以前に解説記事を書いてますので、そちらを一読いただければ幸いです。
その後、ウィザードリィライクなゲームを探していたのですが、聖杯の騎士団というスマホゲームをみつけて遊んでいます。ウィザードリィのシステムを簡略化して、ユーザーフレンドリーにしたようなゲームです。
聖杯の騎士団のゲーム概要
登場するキャラクター
キャラクターメイキングはありません。12人のキャラクターが設定されていて、ストーリーが進むに連れてキャラクターが登場するようになっています。
職業と上位職への転職
職業は最初から6種類が設定されています。
- ファイター
- ナイト
- シーフ
- レンジャー
- クレリック
- ウィザード
上位職への転職はウィザードリィのように自由に転職できるのではなく、決められた職業へ転職する形のようです。たとえばクローディアという女性キャラクターだと、クレリックからビショップかハイクレリックに転職できるようです。
ようです、というのはまだ転職したことがないからです。
ウィザードリィのようにパラメータによって転職できるのではなく、ストーリー展開によって転職できるようになります。
商店や寺院などの設備
宿屋はありませんが、アイテムを売買する商店はあります。
- 騎士団本部
- ニーナ商店
- 幸運の寺院
- ゾルダンの訓練場
アイテムを売買するのは、ボルタック商店、ではなくニーナ商店という名称です。幸運の寺院はダンジョン探索中に良いアイテムを収集できるかどうかを設定する設備です。
ゾルダンの訓練場がレベルアップのための設備です。ゴールドを払ってレベルアップするシステムです。体力はダンジョン探索から帰ってきた時点で全回復するので、ダンジョンには好きなだけ潜ることができます。
騎士団本部と勲章システム
聖杯の騎士団の独自のシステムで、新しいアイテムを見つけて騎士団本部を訪れると勲章をもらえます。
この勲章を使って「血の癒し」という回復コマンドを増やすことができます。
- 使用回数
- 回復量
勲章を使用して上記のどちらかを増やすことができます。
アイテム数は2,090個あるので、勲章は1回の探索でだいたい複数個手に入ります。
個人制作のゲームでこのアイテム数・・・製作者の方に頭が上がらないですね。
ダンジョン探索とアイテム収集
移動は完全オート
ダンジョン内の移動は完全にオートです。ダンジョンといっても迷宮ではなく一本道なので、マッピングなどは必要ありません。
敵との戦闘もオート
敵との戦闘もオートです。キャラクターは固有のスキルを持っており、必要に応じて自動で使用します。例えば回復スキルを持っているキャラクターだと、味方の体力が減っていると自動で回復してくれます。
プレイヤーが操作できるのは騎士団本部で増やすことができる回復コマンドだけです。キャラクターが死亡状態にならないように、回復だけを担当する形ですね。
敵キャラクター以外には登場するのは宝箱、扉、泉
敵キャラクター以外には宝箱、扉、泉が登場します。
宝箱と扉は解除が必要で、解除には器用さが影響します。シーフが有利というわけではなく純粋にステータスのみが判断されるようです。シーフが器用さのパラメータが高いので結果的にはシーフが有利、という形です。
宝箱や仕掛け扉に設定された罠の解除に失敗するとキャラクターのステータスが下がったりします。また宝箱の場合は中のアイテムも手に入れることができません。
階段で上がるか否かとショートカット
通路の奥には階段があり、上がるかどうかの判断をする必要があります。
迷宮は何階かごとにショートカットが設定されており、その階をクリアすると次回からはその階から始めることができます。
ショートカットが設定されている階の最後にはボス敵が登場します。通常の敵よりかなり強く設定されているので注意が必要です。
全滅するとその探索で得たアイテムとゴールドを失うので、ショートカットのある階に上がるかどうかは慎重に判断する必要があります。
まとめ ー 手軽に楽しめるダンジョン探索ゲーム
移動も戦闘もオートなので、テレビを見ながら片手で楽しむことができます。
遊んでいて少し残念だなと思ったのは、個性的なキャラクターが12人も登場するのに、パーティが5名までなので、成長させるキャラクターが限られてくる点でしょうか。
課金要素はまったくなく、完全無料で遊べるので、気軽に遊べるダンジョン探索ゲームを探している方にお薦めです。
コメント